飛行機の換気
焼肉屋さんで「当店は1時間に10回空気が入れ替わる換気を行っております」といった表記を見かけたことがありますが、太閤の湯のサウナ室はそれを上回る換気能力を確保しているのです。
おかげでサウナ室内の空気の対流が良くなり、息苦しさもまったく感じない快適なサウナが誕生したのですが、そんな体験があったので、飛行機が外気と70度の温度差がある中で3分に1回転という換気をしていることがとんでもなく大変なことだと気づいたのです。
焼肉屋さんで「当店は1時間に10回空気が入れ替わる換気を行っております」といった表記を見かけたことがありますが、太閤の湯のサウナ室はそれを上回る換気能力を確保しているのです。
おかげでサウナ室内の空気の対流が良くなり、息苦しさもまったく感じない快適なサウナが誕生したのですが、そんな体験があったので、飛行機が外気と70度の温度差がある中で3分に1回転という換気をしていることがとんでもなく大変なことだと気づいたのです。
現在の時流をとらえて、柔軟にスタイルを変えていければ良いのですが、設備投資の大きい浴室で気軽に変更できることは限られています。しかし浴室以外の部分だったらできることは多々あるはずです。
そのひとつがおせち料理です。
「ビデオ・ファースト戦略」。いわゆる映像マーケティングとか動画販促と言い換えても良いのですが、これからは動画による情報発信が重要になるよ、ということです。
しかし、私自身はこれまでそのことに懐疑的でした。
今はどうか分かりませんが、かつての船井総研社員の間では、「独立して個人でコンサルタントをやっても、3年で食えなくなる」という言い伝えがありました。
船井総研の看板を使いながらそれなりに稼げるコンサルタントになることができても、独立したらそう簡単ではないということです。
人生を賭けて本気で仕事に取り組んでいる中小企業の経営者が、心底悩んで悩み抜いて、それでも出ない答えを求めてコンサルタントに相談してくることは、世の中の本音と言っても良いでしょう。
そこで中小企業経営者とやりとりしていることが、そのまま次の経営方針に直結していきます。だから近未来がどうなっていくのかを感じ取ることができるのです。
温浴は、これほど人の生活に密着し、健康と幸福に深く関わる重要文化であるにも関わらず、あらゆることが未解明過ぎると思います。
工学、化学、医学、経営学、民俗学、社会学、法学…様々な分野でもっと専門的な研究が必要ですし、それらを統合した温浴学を確立して欲しいと願わずにはいられません。
世界一の風呂好き民族であり、世界中の情報や技術を吸収しながら発達してきた風呂文化を持つ日本人だからこそできることですし、やらなくてはならないと思うのです。
熱波やロウリュ、アウフグースという言葉もほとんどの人に知られていなかった時代から、コツコツと時間をかけて積み重ねてきたことが、ようやくいま花開きつつあるということだと思います。
企画する人、モノを作る人、現場を守る人、タオルやうちわを振る人、舞う人、歌う人、話す人、書く人…多くの人たちが協力しあい、小さな力が集まって大きなうねりとなってきています。まさに元気玉です。
料金をとって入浴させる、いわゆる公衆浴場のビジネスとしての歴史を紐解くと、戦国時代の天正19年(1591)、徳川家康が江戸入りした翌年に、伊勢与市という者が銭瓶橋(大手町のあたり、現在の現在の呉服橋と常磐橋の中間付近にあった橋)の近くで風呂屋を開業、永楽1銭の代金をとったのが銭湯の始まりと言われています。