伊勢与市の発想

料金をとって入浴させる、いわゆる公衆浴場のビジネスとしての歴史を紐解くと、戦国時代の天正19年(1591)、徳川家康が江戸入りした翌年に、伊勢与市という者が銭瓶橋(大手町のあたり、現在の現在の呉服橋と常磐橋の中間付近にあった橋)の近くで風呂屋を開業、永楽1銭の代金をとったのが銭湯の始まりと言われています。