急いては事を仕損じる

2007年に「どうか、だまされないで」というブログ記事を書いたことがあります。
当時はスーパー銭湯ブームから岩盤浴ブームと続いて、温浴マーケットがまだ活況を呈しており、新しい温浴施設が続々オープンという時期でした。
温浴施設の開業では、大きなお金が動きます。小規模岩盤浴施設でも数千万円、大型温浴施設なら数億円から数十億円もの投資額です。
しかし、それだけのお金を払うというのに、施主はその商品やサービスを買うのは初めて、というケースがほとんどです。

2022年温浴ビジネス展望 2

前号では新年最初の記事ということで、「初期投資の重たい温浴施設が激しい時流変化に対応するためには可変性と段階的投資が必要」という考えを長めに述べましたが、このペースで展望を書いているとずっと展望シリーズが続いてしまうので、残りの気になっていることは要点をまとめて書きたいと思います。

2021年を振り返る(2)

陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる。ローソク足チャートに長いヒゲが出たら反転するように、ハードの工夫で勝負する流れはこのあたりで反転するのではなかろうか?とも考えられます。
ここから先も厳しい経営環境が待っているとしたら、もはやソフト=人の力で対抗していく以外にないのではないでしょうか。

2021年を振り返る

今年も残すところあと一週間。いろいろなことがあり過ぎて、言葉では言い表せないほど目まぐるしい一年でしたが、こうしてどうにか無事に年の瀬を迎えていることが不思議な感じもしています。
弊社は27日が仕事納めの予定ですので、年内のメルマガ配信はあと2回。締めくくりで私なりに2021年を振り返ってみたいと思います。

近未来は激動

人生を賭けて本気で仕事に取り組んでいる中小企業の経営者が、心底悩んで悩み抜いて、それでも出ない答えを求めてコンサルタントに相談してくることは、世の中の本音と言っても良いでしょう。

そこで中小企業経営者とやりとりしていることが、そのまま次の経営方針に直結していきます。だから近未来がどうなっていくのかを感じ取ることができるのです。