すべてを犠牲にしても

昨年リニューアルした弊社の公式サイトには、「採用情報」というページがあります。
弊社のような零細企業でも、時折採用希望者がコンタクトしてきてくれることがあるのですが、人事部などありませんし、採用活動だけにそこまで時間を割けないので、なるべく事前に私の考え方や社風を伝えてミスマッチを防ごうと思い、メッセージと社員行動指針を書いたのです。

選択の心理(2)

一般的に焼き鳥については、1つや2つのメニューならとりあえず置いているだけでおそらく冷凍品、3つあってようやくカテゴリー、7つあれば専門性あり、30メニューあれば本格的な焼き鳥専門店で地鶏の炭火焼か…。消費者はこんなイメージを持っていると思います。

急いては事を仕損じる

2007年に「どうか、だまされないで」というブログ記事を書いたことがあります。
当時はスーパー銭湯ブームから岩盤浴ブームと続いて、温浴マーケットがまだ活況を呈しており、新しい温浴施設が続々オープンという時期でした。
温浴施設の開業では、大きなお金が動きます。小規模岩盤浴施設でも数千万円、大型温浴施設なら数億円から数十億円もの投資額です。
しかし、それだけのお金を払うというのに、施主はその商品やサービスを買うのは初めて、というケースがほとんどです。

女性の滞在時間

こんにちは。望月啓子です。
サウナのレディースデーについての記事が好評でしたので、調子に乗って書かせていただきます。
アクトパスでは、温浴施設の滞在時間は、その施設に行くための移動時間の6倍とルール化しています。
10分であれば60分、30分かかるのであれば3時間、ということになります。

モノクロラミンの普及が加速

塩素に代わる画期的な滅菌方法として、弊社が初めてモノクロラミンを温浴業界にお知らせしたのは2018年の「経営品質で勝つ」セミナーでした。
しかしながら、まだ新しい技術であるために、実績や経済性、法整備といった点で課題が残り、その当時は普及を加速させることはできませんでした。

2022年温浴ビジネス展望 2

前号では新年最初の記事ということで、「初期投資の重たい温浴施設が激しい時流変化に対応するためには可変性と段階的投資が必要」という考えを長めに述べましたが、このペースで展望を書いているとずっと展望シリーズが続いてしまうので、残りの気になっていることは要点をまとめて書きたいと思います。

2021年を振り返る(2)

陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる。ローソク足チャートに長いヒゲが出たら反転するように、ハードの工夫で勝負する流れはこのあたりで反転するのではなかろうか?とも考えられます。
ここから先も厳しい経営環境が待っているとしたら、もはやソフト=人の力で対抗していく以外にないのではないでしょうか。

2021年を振り返る

今年も残すところあと一週間。いろいろなことがあり過ぎて、言葉では言い表せないほど目まぐるしい一年でしたが、こうしてどうにか無事に年の瀬を迎えていることが不思議な感じもしています。
弊社は27日が仕事納めの予定ですので、年内のメルマガ配信はあと2回。締めくくりで私なりに2021年を振り返ってみたいと思います。

環境変化と新業態(3)

建築コストがますます高騰しています。コロナ禍によって工場生産が滞り、一部資材が供給困難になっているといったこともあるようですが、米国や中国など海外では経済回復が進んでいることで世界的に建築資材が上昇傾向とのこと。経済回復が遅れる日本は物価ばかりが上昇してさらに資材調達困難な状況になりそうです。