椅子取りゲーム
この1、2年の間に、サウナ室の中でかつてなかった現象が起きるようになりました。
それは椅子取りゲーム。
サウナ人気で利用者が増えたことと、コロナ対策でサウナ室の利用人数制限をしているという2つの要因が重なり、サウナ室が定員一杯になることが頻繁に起きています。
温浴施設と新型コロナウイルス問題に関する記事
この1、2年の間に、サウナ室の中でかつてなかった現象が起きるようになりました。
それは椅子取りゲーム。
サウナ人気で利用者が増えたことと、コロナ対策でサウナ室の利用人数制限をしているという2つの要因が重なり、サウナ室が定員一杯になることが頻繁に起きています。
いまから25年も前の話になりますが、前職時代に温浴チームを創設した時に、竹内宏之君というチームメンバーがいました。彼の実家は宮城県の蔵王にある秘湯の一軒宿、峩々温泉。いずれは実家の後継ぎとなる立場で、修業のために経営コンサルタント会社に就職したのです。
峩々温泉は開湯から150年もの歴史ある温泉ですが、いずれ旅館の六代目になることが決まっている自分の運命に少し反発心も持っているような若者でした。
ぜひおススメしたいのが「ゆずを譲ってください」キャンペーン。例年開催している満天の湯のキャンペーンでは、お客様が持ち寄ってくれる柚子が1トンを超えるようになっているということは以前もご紹介しましたが、浴槽の湯面を覆いつくしても余るほどのゆず湯は壮観です。
昨年はコロナ禍で開催を見合わせ、今年は2年ぶりの開催。どれだけ集まるのか楽しみです。
ライフサイクルが進めば、ユーザーはどんどんヘビーユーザー化していきます。消費経験を積み、目が肥えたヘビーユーザーの嗜好はよりハイクオリティなもの、より過激な体験を求める方向へと変化して行きます。
時代は刻々と変わっていくのは間違いありませんから、かつての常識がこれからも最適解とは限らないのです。
「伸びているものと付き合い、伸びているものをもっと伸ばす」これは『長所伸展法』といって、恩師舩井幸雄に教わった人類普遍の原理と言って良いくらい大事な考え方です。
最近、サウナハットを被って入浴するお客さまをチラホラ見かけませんか?サウナイキタイのサ活数が急に増えてきていませんか?
首都圏以外にも、間違いなくサウナブームの第一波が到来しています。いずれもっと大きくなるでしょう。
サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すとトリップ状態になることがあると言われますが、ウィスキングでは、わずか15分程度の施術の後、水風呂に浮いた状態で戸川さんに身体を支えてもらっているうちに、自分がどこにいるのか、どっちが上なのか下なのかも分からなくなりました。
私の中で、サ飯といえばカレーうどんが浮かぶのは、かつてニュージャパンサウナSpaPlazaでサウナとトリートメントを堪能した後に必ず食べていたからです。汗で塩分が失われ、トリートメントでフニャフニャにリラックスした身体にはカレーの刺激的な味が染み込むように旨いのです。
温浴施設のデザインは和風の方が多いので、サウナ関連でも和風デザインがもっと増えたらしっくりくるのになぁ…と感じていたところ、先日ひとつ面白いものが登場してきました。
その名も「サムライサウナ」。
今まで道楽で作られた温浴施設が破綻して廃墟になったケースはたくさん見てきましたが、逆にそのような事業が持続し、発展するのは見たことがありません。
いくら大金持ちでも、毎年巨額の赤字が続けばそこに資金投入し続けるのはイヤになるでしょう。楽しいのは作った時だけなのです。