営業再開に向けて(6)~試運転モニター会

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今日は 2020年4月24日です。

◆営業再開に向けて(6)
 一昨日、横浜天然温泉満天の湯の久下沼支配人から「明日、点検でサウナに火を入れますよ」と連絡をいただきました。

満天の湯は4月12日から臨時休館となっていますが、休館中も施設のメンテナンスを着々と進めており、各種設備を順番に稼働させながら調子を確認しているのです。

せっかくサウナを稼働させても休館中で誰も入らないのは勿体ないですし、休館中施設の様子を見たかったので、自宅から車で30分の満天の湯にお邪魔させていただくことにしました。

正直に言うと、この新コロ騒動でサウナに入る機会もめっきり少なくなっているので、思い切り汗をかいてととのいたかったという気持ちもありました。

普段たくさんのお客さまで賑わう浴室が閑散としているのは不思議な光景で、ちょっと寂しい感じもしましたが、人様に気兼ねすることなく自分のペースで好きなように入れるのは素晴らしく贅沢なことでもあり、心行くまで堪能させてもらいました。

久下沼支配人と2人きりでサウナ→水風呂→外気浴のローテーションをしながらいろいろな話をしていたのですが、そのうち「この貸切浴室の価値は商品化できるのではないか?」という話になりました。

利用人数を抑えた限定貸切営業であれば3密にはあたりませんし、今後新コロ問題の長期化が懸念される中でも続けられる新しい営業スタイルの可能性を模索する機会になるかも知れません。

さらに、長期休業から再稼働する時は、様々なトラブルが起きる不安があります。この営業再開に向けてシリーズ(2)で、「いつも動かし続けている機械を止めて再運転すると、突然故障や漏水が発生することが多々あります」と書きましたが、実際に満天の湯でもこの休業中に複数の問題個所が見つかっているそうです。

もし連休明けにいきなり通常営業を再開すると、お客さまにご迷惑をかけてしまったり、事故になる懸念もあります。

営業再開前に限定貸切営業で試運転をすれば、不調箇所の発見につながりますし、運営スタッフの準備運動にもなります。新規開業やリニューアルオープンの際にやる「プレオープン」と同じ効果が期待できるのです。

プレオープンの効果については、メルマガ【日刊アクトパスNEWS】第613号の「三段階オープン法」(2018年2月26日執筆)で説明しておりますので、ご確認ください。

限定貸切営業で誰に来ていただくのかは、顧客名簿が整備されているのであればそれを使うことができますし、SNS等の告知体制ができていれば、ネットで呼びかけても良いでしょう。アソビュー!等を使って前売り券方式で販売することもできます。

人数はロッカー数の半分以下に限定、1回開催あたり2時間程度とすると10時〜12時、13〜15時、17時〜19時と3回転。名称は「試運転モニター会」とか?、料金は入館料に何かお土産をセットしても良いかも…そんなイメージを久下沼支配人と話し合っていたら久しぶりにワクワクしてきました。

営業再開時のプレオープンについてはいずれ書くつもりでいたのですが、よく考えてみるとそれなりに準備に時間がかかることなので、このタイミングで先にお伝えすることにしました。ぜひ前向きにご検討ください。

(望月)

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