週刊SPA!第2回サウナ大賞

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今日は 2021年11月4日です。

週刊SPA!第2回サウナ大賞

 11月2日発売の週刊SPA!で「第2回サウナ大賞」が発表されました。

記事中のサウナ通座談会に参加させていただいたので、2週間前からランキングの順位は知らされていたのですが、発表前だったのでメルマガ記事にするのを我慢していて、ようやく書くことができます。

ランキングを見ると、感慨やら驚きやら、いろいろと感じるところがあります。

このランキングはネットユーザー1,000人へのアンケートによるもので、アンケート協力の呼びかけは主にTwitterが使われていますので、回答者は現在Twitterをよく使っているサウナファンが中心であるということが前提です。

必ずしもマーケット全体の傾向とイコールではないという点は理解した上で見る必要がありますが、なんと言っても「行ってよかったサウナ2021総合ランキング」で草加健康センターが2年連続で1位となったことに触れないわけにはいきません。

座談会の中でもニューウィング吉田支配人がコメントしていますが、「建物は古いし、立地も悪いのに、これだけ支持されていると、同じサウナ運営者としては言い訳ができなくなる」…まさにその通りだと思います。

サウナファンが支持するのは施設規模やスペックの優位性ではない。マーケットの求めているものと業界側がやろうとしてきたことのギャップが如実に示されているということです。

古くてもお洒落じゃなくても、多くの消費者に支持されているというのは、大いなる希望でもあり、言い訳ができないということでもあります。

そして2位の朝日湯源泉ゆいる。今年の3月に建替えオープンしたばかりなのに全国2位にラインクインは驚異的です。5位松本湯、14位黄金湯もそうですが、銭湯業態も今のニーズに合わせることができれば、必ずしも衰退業種ではないということです。銭湯は周辺人口密度が濃い立地条件にあることが多く、やりようによってはまだまだ集客は可能ということが分かります。

そして総合12位、サウナ室部門9位、外気浴部門7位、宿泊部門4位になった御船山楽園ホテルらかんの湯。高単価で客数が少ないホテル業態が、宿泊部門以外でも客数の多い日帰り施設に並んでランクインしていることがすごい。それだけの強烈な魅力があるということです。

食事部門ランキングの顔ぶれが総合ランキングと近いという点も注目しています。それだけサウナーから食事が重視されているということ。サウナイキタイにも「サ飯」投稿機能が追加されていますが、飲食は本業でないから…と逃げてはいられないということです。

このランキングに登場している施設は、銭湯、スーパー銭湯、日帰り温泉、健康ランド、都市型サウナ、宿泊施設…というように業態は多種多様です。あらゆる温浴施設に評価されるチャンスありという点で、温浴業界全体を応援している身としては感慨深いものがあります。

天然温泉じゃないの?とか銭湯はもう衰退だとか、そういった一方向からの見方ではなく…

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