合言葉は『即時処理』

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舩井会長と、100kgを超えていた自分(2003年頃)

今日は 2021年10月30日です。

合言葉は『即時処理』

 夏休み終盤の8月20日、21日に予定されていた有馬温泉太閤の湯のテントサウナ(R)イベントは、直前に発令された兵庫県の緊急事態宣言によって8月18日に延期決定となってしまいましたが、それから約2ヶ月経過した今日と明日、ようやくイベントを開催する運びとなりました。

ゲストにはサウナ大好き芸人のマグ万平さんと女優の清水みさとさん、プロアウフギーサーの五塔熱子さん、ウィスキング体験はしらかばスポーツさんに来ていただき、テントサウナ(R)は株式会社メトスさんの協力を得て5基設置。かなり力の入ったイベント企画となっています。

弊社もイベント開催を焚きつけた立場上、運営サポートスタッフとして現地入りしています。

季節は夏から秋へと移り変わり、標高の高い有馬温泉では美しい紅葉がはじまっています。

7月に企画を発表した時は、「”関西初”の本格的な大型テントサウナ(R)イベント」と謳っていたのですが、その後関西でもいくつかのサウナイベントが開催され、もう関西初というキャッチフレーズは使えません。

8月はイベント中の日焼けや熱中症の対策を考えていましたが、今はもう肌寒いくらいの季節で、会場にヒートガンを2基設置することになりました。

緊急事態宣言中は人の動きが止まり新幹線もガラガラでしたが、今は席が埋まり、有馬温泉街にも多くの観光客が訪れています。ただし月末には衆議院選挙がありますので、今週末の観光客は減ってしまいそうです。

たった2ヶ月の違いですが、同じイベント企画でも、外部環境はまったく別世界といってもよいくらいに変わってしまうということに驚きを禁じ得ません。

今の世の中の時流変化は、激しく向きを変えながら猛烈なスピードで流れていく激流です。のんびり油断していると、あっという間に押し流されてしまいかねません。

このような状況で大切なのは、全方向に注意を向けながら、即断即決で敏捷に動くことに尽きると思います。じっくり慎重に考えたり、先送りしているゆとりなどないのです。

今やるべきことを溜めてしまったら、あっというまにタスクリストが膨れ上がり、手の付けようがなくなり、結局賞味期限切れで捨てるしかない。そういう時代なのです。

社会人になってすぐの頃に、故舩井幸雄教わった言葉が「即時処理法」です。

──「後回しにしたことが、後でできる保証はありませんし、むしろ、後回しにしたものはできないものと思っています。
後回しにしたものが、積もり積もって、結果的にできなくなってしまうことが多いのですから、あらかじめ避けたいものです。
結果として約束を果たせず、信用を失います。
反対に面倒くさがらず即時処理すると相手からの信頼をえられるのです。
後回しにする傾向のある人はその癖を真剣に見つめ直して、すぐにやるクセをつけたいものです。
得てして、人に催促されてから取り組んだことは、どうしても嫌々行うことになります。
しかも、あせりながらも行うので、その姿勢が仕事のできにも反映します。
相手が満足する結果にもなりません。
時間的にゆとりをもって自分のペースで仕事を進められる方が、ストレスもすくなくなり、よい結果につながることが多いように思います。
また、何かの問題発生時にも、即時処理によって被害が大きくならずにすむことが多くあります。
企業のクレーム対応などが代表例です。
たとえ嫌なことでも即時処理は大切であるといってもよいでしょう。」──

という考え方で、実際に私が舩井会長のところに何かで相談に行った時は、その場でその問題に詳しそうな人などに電話をかけて、すぐに解決のための手を打ってくれるのを目の当たりにしました。「考えておく」とか「そのうち」といったことは一度もなかったのです。

私自身もできるだけ即時処理を心掛けることで、抱えている案件がどれだけ増えてもなんとか破綻せずに持ちこたえることができるようになりました。とはいえ…

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