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今日は 2021年10月21日です。
◆らかんの湯に行ってきました
2019年のリニューアルオープン以来、各種ランキングやメディアで高い評価を得てきた御船山楽園ホテル「らかんの湯」。ずっと行ってみたいと思っていたのですが、ようやく機会を得て行ってきました。
http://www.mifuneyama.co.jp/hotsprings_c.html
先週完成したばかりという男女共有の薪サウナも楽しみだったのですが、行ってみたら薪サウナのみならず、随所が驚きと感服の連続でした。
これまでの日本の温浴施設の常識を覆すような大胆なデザインでしたが、デザイン重視の施設は多くの場合、安全衛生や耐久性、安定制御、オペレーションなどの面で問題を抱えてしまい、経営的な目で見ると必ずしも賛同できないようなこともあるのですが、らかんの湯にはそういったことがほとんど見られず、経営的に見ても非常に完成度が高いと思いました。
この施設を作る決断をした経営者、実現させた設計、設備その他すべての関係者の皆様の知恵と努力の結晶と思うと、入浴しながら敬意を感じずにはいられません。
さて、らかんの湯はハード面も素晴らしいのですが、ちょっとマーケティング面からも考えてみたいと思います。
価格設定は日帰り入浴の場合150分入替制で3,850円。男女各10人ずつの2部制ですから、1日最大40名様。単純計算で154,000円が1日の最大売上となります。仮に稼働が半分とすると年間3千万円くらいとなりますから、日帰り入浴売上だけだったら投資採算は合いません。
つまり、このようなやり方は併設する宿泊事業の客室が多くあって、その客室販売単価や稼働率を押し上げる効果があるからはじめて可能だということです。
3,850円という入浴料は、予算帯で言うと2,000円予算(1,800円から2,700円)を超えて、3,000円予算(2,700円から4,000円)のほぼ上限に設定しています。この3,000円予算帯という価格設定は、日帰り温浴施設ではなかなか超えられない高い壁となっており、入浴という利用動機だけで2,700円以上を設定するのは難しいところですが、宿泊事業との複合であれば狙えるということです。
佐賀県武雄市という地域は…
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