いま立ち上がる企業こそ成長する

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今日は 2021年10月12日です。

いま立ち上がる企業こそ成長する

 昔から「不況期に創業した企業は強い」と言われます。それは何故かというと、不況がもたらすマインドや企業体質が、その後の事業の成長と永続の糧になっていくからです。

  • 今のままではいけないという危機感からスタートしており、リスクテイクを厭わない
  • コストには厳しく、甘い投資判断はしない
  • 何よりも信用と顧客とのつながりを大切にする
  • 商品力の本質的な部分を重視する
  • 低成長を前提とした経営計画

といった体質が、不況期創業企業の特徴です。好況期型の企業はこの逆と考えれば、その体質は好況の時は良くても、不況期にはひとたまりもないということが分かると思います。

不況期体質を獲得して産声を上げた企業は、好況になった時には、好況期創業の企業以上にマーケットの支持を得て行きます。第一次石油ショックの時に創業したセブンイレブンなど、各業界のトップ企業の多くが不況期創業企業といわれるのはそのためです。

この体質の差は、人材育成においても表れます。

不況期には、厳しい成果主義、スピードと効率を求める管理。好況期は辞めさせないこと重視。どちらの環境が優秀な人材を育てるかは自明です。

長期的に見ると、このマインドの違いが、成長性と永続性の違いになっていくのです。

これは単に実際の創業年月日がいつかということではなくて、今このコロナ禍という時期に、創業したかのごとき勢いで動いている企業と、縮こまって元に戻るのをただ待っている企業の違いです。今積極果敢に動けている企業は不況期型のマインドを持っていると言えます。

弊社では、オンラインコンサルティングを多用するようになったことで、かつてなかったほど現在進行中のプロジェクトを多く抱えているのですが、今おつきあいしている経営者の皆様のことを思い浮かべてみると、全員が偉大なる天才経営者ではないかと思うほどポジティブで判断力に優れた人ばかりであることに気づきました。

これは、間違いなくコロナ禍が不況期創業マインドにスイッチを入れたのだと思います。全国各地の不況期創業型温浴施設が、これからの温浴業界をリードする存在になっていくのかも知れない、と想像しています。

もうひとつ言えることは…

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