ステッカー錬金術

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今日は 2021年9月28日です。

ステッカー錬金術

 手前味噌な話で恐縮ですが、弊社のロゴをステッカーにしてみました。

最近、温浴施設、特にサウナ界隈でステッカーを作るのが流行っているようで、いつの間にか私の手元にもいろいろなステッカーが集まっていました。

一番最初に手にしたのはたぶん「サウナイキタイ」ステッカーだったと思いますから、きっとこの流行もサウナイキタイ発なのかも知れません。

今回作成したステッカーは500枚。

用紙はコートPP四角というタイプで、50mm角のミニサイズ。片面カラー印刷、角丸4R加工、デザインしたロゴをネットでファイル送信して、500枚で8,173円でした。

見積り価格を見ると100枚でも7,392円、300枚で7,843円という感じで、最初の版代が高くて印刷枚数ではそれほど価格が変わらないため、何なら1,000枚とか2,000枚作っちゃおうか?という気にもなったのですが、冷静に考えてみると弊社はBtoBの商売ですので、そんなに大量に作っても配る先がありません。

とりあえず500枚作ってみたのですが、果たして使い切るのはいつになることか…。まずは子供のように身の周りのあちこちに貼りまくっているところです。

ふざけ半分で作ったステッカーですが、良い経験をしました。

丹念に価格比較をしたわけではないので、ステッカー印刷の相場は分かりませんが、今回の弊社のやり方では1枚あたり@16円ちょっとでした。

もしこれを1枚100円で売ったら粗利8割以上。200円で売れたら粗利9割以上です。

アクトパスのステッカーに値段をつけても買ってくれる人はいないでしょうが、温浴施設のロゴが入ったステッカーは売れる可能性があります。

実際、私の手元にあったいくつかのステッカーは、数百円を払って温浴施設で購入したものです。だんだん集まってくると、さらにコレクションしたくなってしまうものなのかも知れません。

いつも言うことですが、温浴施設の売店がよくやっている委託販売は手数料収入が2割前後となっていることが多いです。雑貨等を自社で仕入れると粗利4割から5割。委託販売と自社仕入れの組み合わせで粗利3割くらいになっている施設が多いと思います。

それに比べるとステッカーの8割から9割というのは素晴らしい利益率。もしそのステッカーがどんどん売れるようなら、結構な利益貢献をしてくれる可能性がありそうです。

これにチャレンジしてみない手はないのではないでしょうか。弊社と違ってBtoCの温浴施設には年間何千人から何十万人という人が訪れているのですから、500枚なんて半端な数ではなくて、何千枚も刷ったら良いと思います。

そうなってくると、もはや原価率などという計算をする意味もなく、お金そのものを刷っているようなものです。全部売れたらですが。

「うちのロゴが印刷されたステッカーなんて、売れっこないよ」と思うかも知れません。

実際、売れないかも知れません。

そこで、どうしたら売れるようになるのか?という問題に行き当たります。ここが非常に重要なポイントです。

ステッカーが売れる施設と売れない施設は何が違うのか。それはひとことで言えばブランド。

ブランドといっても、高級であることやデザインのカッコ良さはほとんど関係ありません。

「〇〇の湯」、「△△サウナ」で過ごす時間が好きで、また行きたいと思っている人が、その施設のロゴ入りステッカーを身近に貼ることで少し良い気分になれる。あるいは自分がその施設の…

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