密を作らずに売上を上げる(4)

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今日は 2021年9月3日です。

密を作らずに売上を上げる(4)

 館内の混雑を緩和し密を作らないということは、最大収容人員を抑えるということを意味しています。

これまでのように満館時の1人あたり占有面積が4平方mの状態では、計算上のディスタンスは2m近く確保できていても、現実には過密状態が生じています。

しかし、仮に同一の面積の施設で1人あたり占有面積を4平方mから6平方mに増やそうとするなら、ロッカー数を66.6%(△33.3%)に減らす必要があるのです。

「1:2:3の法則」の通りの集客波動のままだったら、ロッカー数33%減はそのまま年間客数33%減=売上33%減を意味します。

コロナ禍の今はまさにその状態かも知れませんが、ずっと売上33%減では経営が成り立ちません。

「1:2:3の法則」を破って集客を考えていかなければならないということは、例えば平日を1としたら通常の休日はその1.5倍、繁忙日は2倍といった客数波動にするということです。これは休日や繁忙日の客数を抑制するということではなく、平日の客数を増やすという意味です。

これまでも、普通の土日に入館制限が頻発するような超繁盛店ではそのような現象が起きていました。しかし、そのような状態を目の当たりにした経験は長い温浴コンサルタント人生の中でもそう多くはありません。またそのような状態をずっと継続させることも難しいようです。

だからこそ、1:2:3は数学の基本定理のように変わらないものと考えてきたのですが、それではもはや経営が成り立たないとしたら、業界全体が普通の温浴施設ではなく、超繁盛店を目指さなければならないということだと思います。

(1)混雑情報をネットで見える化し、お客様が利用タイミングを調整
(2)施設側が集客の波をコントロールする
ということをして、少しでも平日や普通の休日の集客を増やす工夫。

それに加えて、
(3)平日に来てくれやすいターゲットを狙う
つまり、年配客と女性客を意識的に固定客化すること、さらに10分圏以内の近隣商圏を徹底的に深耕するといったマーケティング方針も効果的であると考えられます。

それでも、ロッカー数33%減を補うほどの平日集客は、容易に実現できることではないでしょう。

もうひとつの方法は、…

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