繁盛店と普通の店の違い

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今日は 2021年7月13日です。

繁盛店と普通の店の違い
 長らく苦戦が続く温浴施設のリラクゼーションサービス(ボディケア)。いつどこの温浴施設に行っても、施術台が満床になっている状況を見かけることはなかなかありません。

急増した60分2,980円などの街ナカ激安店の影響が一因とされますが、そう言われるようになってから久しく、もう10年以上も低空飛行が続いている感じです。

温浴施設にとってリラクゼーションサービスは重要な収益源です。温浴や飲食の直営事業が薄利のため、営業利益の過半がリラクゼーションの委託手数料収入というケースも珍しくありません。

そこが不振となると、温浴施設の経営改善はなかなか加速しないのです。

激安店に対抗するためには、標準的なボディケア以外のメニューを充実させたり、街ナカ店ではできないウェットゾーンのメニューを強化したりといった対策を進めたいところですが、施術場所やセラピストの技術的なことが絡むので、簡単に変えられるというものでもありません。

リラクゼーション売上の3割前後という標準歩率がもう少し下がれば、そこから生まれる余力を変化に振り向けることもできるかと思うのですが、温浴施設も経営は苦しいので、歩率を下げるという交渉は簡単には進まないでしょう。

そんな状況ですから、リラクゼーションサービスの繁盛店情報にはいつもアンテナを張っています。

最近、自宅近くの商業施設内のリラクゼーションサロンで大繁盛しているところがあると聞いて、どんな店なのかと体験してきました。

土曜日に行こうと思って店のサイトを検索したら満床で当日予約ができず。結局日曜日の夕方に予約して行ってきたのですが、13台の施術台はほぼ埋まっていました。

料金体系は標準的なボディケアで60分6,666円ですから、今時のリラクゼーションとしては少し高めと言えます。

何か特別なことがあるに違いないと思って、店内から施術の内容まで注意深く観察しました。

特に良いなと思ったのは…

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