温浴施設にできること

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今日は 2021年7月7日です。

温浴施設にできること

浄化:身体の汚れをきれいさっぱり洗い流す。

癒し:乱れて疲れた心身をほぐし、ととのえれば元気回復。

健康:疲れをとり除き、自己治癒力や免疫力を高め、体調を良くする。

美容:肌が磨かれ潤い、老廃物を取り除き、血色を良くする。

憩い:老若男女があまりお金を使わずに楽しく過ごせる。お年寄りには一番の楽しみ。

食事:風呂あがりの飲食はいっそう美味しい。

ほぐし:温浴後のボディケアならさらに効果あり。

語らい:入浴体験を共有すれば人間関係はさらに円満に。

内観:世俗のすべてを忘れ去り、ひとり静かに自分と向き合う。

公衆道徳:公共の場での振る舞い方、他者への気遣いを学ぶ。

感謝:地球の恵みである温泉、地下水、空気、自然環境、眺望はその時その場でしか味わえない一期一会の体験。

接待:裸の付き合いをすれば、自然と信頼関係が強くなる。

逃避:仕事はさておき昼間から入浴すれば、痛快なことこの上なし。

娯楽の中心:飲食、物販、宿泊、エンターテイメント、フィットネス、カルチャースクール、ネットカフェ、様々な複合業種の核として相乗効果を発揮。

地域振興:地域の物産や郷土料理、歴史文化に親しむ機会。

観光振興:自らが観光拠点でありつつ地域の観光レジャーとも連携可能。

雇用創出:運営には多くの人手が必要。

防災拠点:独自のインフラや備蓄を活かして、避難所になったり被災者入浴支援。

経済効果:人が動き、多くの取引を生み出し地域への経済波及効果は絶大。

挙げていくとキリがありませんが、こんなにも多くの素晴らしい価値を持った事業が他にあるでしょうか。

ありがたいことに、日本は世界一の風呂好き民族と言われ、温浴施設がたくさんあります。

そのため、水や空気と同じように、その存在価値の大きさが当たり前になってしまっている気もします。

このような多くの価値がある温浴の仕事に携わっていることは幸せであり、誇りを持てるものだと思います。

より多くの事業者・スタッフの皆様にそれをご認識いただき、一緒にさらなる価値を高めていきたいと願っています。

(望月)

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