キッズマーケット消失?

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今日は 2021年5月31日です。

キッズマーケット消失?
 YouTubeで桑田真澄氏が速いボールを投げる方法を解説している動画を見つけまして、それを視聴していたらもしかすると自分も大谷翔平選手のように100マイルの豪速球が投げられる可能性があるかも知れないと考えました。

すぐ試してみたくなり、まずはボールを手に入れなければと近所のコンビニとドラッグストアを探したのですが、驚いたことにどこにもボールが売っていないのです。

ボールどころか、玩具類の売場がほとんどありません。

コンビニにはよくわからないキャラクターのカードが少しあるだけで玩具はまったく置いてませんし、ドラッグストアも申し訳程度に水鉄砲やシャボン玉を陳列していましたが、売場というほどの面積を占めていません。

我が家の娘が小さかった頃は、ボールくらいは間違いなくどちらの店でも買えたはずなのに、これが少子高齢化社会ということなのか、とショックを受けました。

しかし、冷静に考えてみると、今はコロナ禍で外遊びの機会が減っているでしょうから、一時的に売場縮小ということなのかも知れません。

まだ日本トイザらスも健在ですし、さすがにキッズマーケット消失というようなことではないと思います。

しかし、日本の子ども(15歳未満)の割合が総人口の12%というのは世界最低水準。

かつて、親子連れのファミリー客をメインターゲットとして隆盛を誇った健康ランド業態は、今では稀少な存在になってしまいました。

温浴施設では、小学生までを子供料金としています。大人の半額に設定するケースが多いです。仮に子供客数比率を5%とすると、売上構成比ではその半分程度ということになります。

構成比的には大きいとは言えませんし、子供客のためのキッズコーナーや子供用の館内着、椅子などいろいろ準備も必要であり、館内を走り回ったりして騒がしくなることを嫌がる人もいることを考えると、温浴施設が子供客の受け入れに消極的になっていくことも理解できます。

しかし、100人の集客のうち子供が5人だったら、その子を連れた親が最低1人以上います。5人の子供客を切り捨てると、大人の客数は5人以上減少してしまうのです。

逆に、いま積極的に子供客を受け入れている温浴施設の子供客比率は10%以上。他の施設に子供を連れて行きづらいので、ベビー&キッズウエルカムな施設に集中する面もあるのかも知れません。

親の数を合わせると、客数全体のうち2割以上の構成比を親子連れが占めていることになります。

どちらが良いのかは、施設それぞれの考え方がありますので、一概には言えません。大人のための…

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