積みあがっていく一方

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今日は 2021年5月10日です。

積みあがっていく一方
 経営コンサルティングといっても、世の中にはいろいろなタイプのコンサルタントがいます。私のように温浴施設の仕事ばかりする業種専門家もいれば、財務や従業員教育などのテーマ、事業承継やIPOなど特定のフェイズで活躍する人など多種多様です。

前職の船井総研に入社した時に、「早く自分の方向性を決めて、とにかくそれで一番になれ。」と言われました。これは一番主義と言って、一番と二番以下ではマーケットから認知度が大きく異なるというマーケティング理論を言っていると同時に、特定分野に力を注ぎ続けて蓄積する意味を教えているのです。

「経営」という大きすぎる海の中では、方向を決めずにがむしゃらに泳いでいるだけでは、どこにも行きつくことができずいつか溺れてしまいます。

私が温浴ビジネスという方向性を見出すまでには5年くらいかかりました。それまでは業種もテーマもなく、がむしゃらに勉強しているだけで、ちょっと焦りを感じていた時期だったと思います。

たまたま遊休地活用で立地調査をした結果温浴施設を開発することに決まり、開業までお手伝いするプロジェクトを経験したことで温浴施設コンサルティングという方向性を見出し、セミナーを開催したのがはじまりです。

もう25年以上前のことですが、そこから今日までほぼ迷うことなく温浴の道を進んでくることができました。

そのプロセスは、何をやってもノウハウや経験値がどんどん積み上がり、実績、顧客名簿、仕事仲間、HPアクセス数やメルマガ読者数も増える一方です。

ひとつの方向だけに向けて活動を続けているのですから、当たり前のことなのですが、「早く自分の方向性を決めて、とにかくそれで一番になれ。」という20代の頃に言われた言葉の意味を、この歳になって思い出しています。

これは温浴ビジネスにとっても同じことで、「公衆浴場業」「風呂屋」という業種、あるいは「スーパー銭湯」や「サウナ」という業態は、「経営コンサルタント業」と同じことで、それだけでは大きすぎる海だと思います。

温浴という大きな海の中で自分たちは何をやろうとしているのか。それをコンセプトと言いますが、コンセプトがブレなく一点に定まっていれば、やることひとつひとつが積み上がり、かならず大きな成果になっていきます。

コンセプトがなく、単に流行り廃りや費用対効果で判断しているだけでは、何も積み上がってはいかないのです。

「心に残る人がいる──ニュージャパンサウナ」「ファンタジースパ──おふろの国」のように、人に伝わりやすいキャッチコピーとして的確に表現されていればベストですが、キャッチコピーは閃きやセンスの世界でもありますから、必ずしも美しいコピーが決まっていなければならないわけではありません。

やろうとしていることを商圏戦略、価格戦略、ターゲット戦略、差別化戦略、PR戦略に分解した時に、それらがチグハグになっていなければ良いのです。

例えば…

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