新たな収益モデル

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今日は 2021年4月24日です。

新たな収益モデル
 昨日は関西でご支援中の温浴施設経営者の人と一緒に、西小山東京浴場に行きました。

繁盛店の現地視察は、その経営手法を実際に見て学べるという利点がありますが、それは知識や理屈だけでなく、現場の勢いや空気感といったものを肌で感じていただくことで、成功のイメージをより強く持っていただけるという狙いがあります。

会議を何度も重ねるより、ずっと話が早いのです。

風呂から上がると、ちょうどニコニコ温泉の真神社長が現場にいたので、少し話をしました。真神社長は元々温浴チームのコンサルタントですから、会うと勝手に温浴経営について熱く語り始めてくれます。

昨日してくれた話は、温浴施設でまだ空いているスペースを活用した新しい収益モデル。

コロナ禍で従来の温浴マーケットが縮小している今、そのマーケットの中でジタバタしているだけでは大きな成果は望めません。視点を変えて、温浴マーケット以外のニーズをいかに取り込むか。

多様化する就業形態やシェアリングエコノミーといった時流を見据えた、新しい視点でした。

真神社長の熱弁をひとしきり聞かせていただいた後、東京浴場から徒歩1分のところにあるクラフトビレッジ西小山を視察しました。

ここは以前東京浴場に来た時に偶然見つけたのですが、駅前の遊休地にコンテナの飲食店が集まってローコストに楽しい空間を作っています。
https://craft-village-nishikoyama.com/

先日もメルマガ第1518号「温浴新業態の幕開け」(2021年4月9日執筆)でトレーラーホテルの事例をご紹介しましたが、コンテナやトレーラーについては、私もローコスト温浴施設開発の手法として研究しています。

飲食店も新規開業にはそれなりに投資がかかりますが、コンテナを使うことでそのハードルを下げつつ、ビルインの飲食店にはない魅力が作り出せるのです。

入浴客数が減っているということは、駐車場は以前よりも余裕があるということですから、それをそのまま遊ばせておく手はありません。余剰の駐車場スペースにコンテナを配置して、そこに飲食店を開業してみたかった人たちが集まれば、立派なレストラン街が出来上がります。その集客力は、温浴施設にとってもプラスになるはず…。

真神社長の話がヒントになって、新たな駐車場活用法のイメージが浮かんできました。

そんなことを考えながらシェアリングエコノミーについて…

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