温浴新業態の幕開け

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今日は 2021年4月9日です。

温浴新業態の幕開け
 地方出張の機会を利用して、初めてコンテナホテルに泊まってみました。

HOTEL R9 The Yard(ホテルアールナイン ザ・ヤード)という名称で、北関東を中心にすでに30拠点近く、いま急速に全国に広がりつつあるようです。
https://hotel-theyard.jp/

泊った客室はW2400×D6000×H2700(目測)くらいのサイズで、ツインルーム。ユニットバスもついて内装備品のクオリティは高く、低価格帯のビジネスホテルと比べて何の遜色もありません。

唯一気になったのは、車輪のついた大型トレーラーをそのまま固定したものなので、人が動き回ると若干揺れるということくらいでしょうか。

ホテルという、人の居住空間としては比較的高いレベルが求められる業態で、トレーラーやコンテナが十分に実用に耐えうるということが実感できました。

ツインルームとダブルルームがあり、シングルユースで一泊5,000円台の設定となっているようです。客室以外にはランドリー&自販機のトレーラーが1台と、フロント&事務所のコンテナが4台。

大雑把に計算してみたのですが、充分に採算のとれるビジネスモデルと言えます。

客室にユニットバスがあり大浴場はついていないのですが、もしこのコンテナホテルに、昨年のセミナーで発表したESCAPE SAUNA GARDENのような業態を隣接すれば、サウナ付きでますます快適なホテルにすることも可能です。

温浴業界は新業態を模索する動きが活発ですが、建築コストが高止まりとなっていることが最大のネック。

そのため、テントや手作り小屋を使ったアウトドアサウナも増えてきていますが、それらは消防や耐久性の面で常設営業するには難しい面もあります。

安全安心は温浴ビジネスの大前提ということを忘れてはなりません。

その点…

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