46.5度のあつ湯

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今日は 2021年4月8日です。

46.5度のあつ湯
 埼玉県久喜市に百観音温泉という日帰り温泉施設があります。源泉は温度57度で毎分1,000Lが自噴するという、市街地には珍しいほどパワフルなものです。

泉質も溶存成分18,510mg/Lのナトリウム塩化物強塩温泉。色も味も特徴があり、成分分析表は温泉ファンにはたまらない数値が並びます。

しかし、人が百観音温泉を語る時、出てくる話は上記のような源泉のデータではなくて、「めちゃくちゃ熱い立ち湯」。

その温度は46度台に調整されており、普通はちょっと入れない温度です。

以前、自宅のお風呂の追い焚き機能を使って、人はどこまでの高温の湯に入浴できるのか、自分の身体で実験してみたことがあります。
http://blog.aqutpas.com/2011/01/post-2a09.html

その時の我慢の限界が47度でしたから、百観音温泉のあつ湯は限界に近い設定ということです。

あまりにも熱いため入れずに断念する人も多いのか、あつ湯浴槽はいつも比較的空いていますが、それでも百観音温泉といえば激熱の湯が何よりも印象に残ります。源泉のパワーを届けたいというメッセージが感じられて、好きな施設のひとつです。

 福岡県にある天拝の郷といえば、業界随一の人気を誇る大行列のブッフェが有名ですが、その指揮をとる佐々木寛副社長の言葉を借りれば、お客さまの心をつかむには「業界の常識を100とすると、 200%くらい振り切れたところを考える」そうです。

業界の常識とは、お客さまの想像の範囲内。その範囲内で努力しているだけでは、いくら高品質やお得な内容であっても衝撃や感動は与えられません。

例えば、熊本県の湯らっくすの日本一深い水風呂。東京都のマルシンスパの温浴槽よりも大きな水風呂。

いずれも業界の常識を越えて…

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