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今日は 2021年3月25日です。
◆館内出張マッサージ自由自在(2)
前回の続きです。
「かつて中国式を真似て館内出張マッサージをやってみたが、思うように成果があがらなかった。しかし状況が変わってきた、その理由はIT技術」というところまで書きました。
日本の温浴施設は人件費の安い中国と違って、休憩スペースまでスタッフを常時配置して目配りできる状況ではないので、館内出張マッサージや飲食コーナー以外での飲食提供は、メニューを置いてもうまく注文を取れなかったのです。
逆に言うと、休憩スペースにオーダー担当の専任スタッフを常駐させて採算がとれるほどの売上を上げるのは難しかったということでもあります。
その状況を覆すIT技術といっても、そんなに難しいシステムが必要なわけではありません。
ひとつは、既に一部の飲食店で導入されはじめたモバイルオーダーシステムです。
飲食テーブルにQRコードがついており、そのQRコードをお客様が自分のスマホ読み込むとメニューが表示され、そのままオーダーができるという仕組みがあります。
この仕組みはテーブル番号とQRコードが紐付いており、どのテーブルから注文が入ったのか、スタッフ側が把握できるようになっています。
ということは、飲食テーブルに限ったことではなく、温浴施設なら休憩スペースのリクライナーや漫画コーナーのソファでも、番号を振ってQRコードを割り当てさえすれば、館内どの場所からも注文が可能ということなのです。
この仕組みなら専用端末などは不要ですから、初期費用もかかりません。Wi-Fiと電源さえあれば、どんな施設でも導入可能です。
飲食店向けクラウドレジシステムのオプション機能という位置づけですが、クラウドレジ同様にほとんど初期費用はかからず、月額料金も抑えめです…
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