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今日は 2021年3月18日です。
◆キッズサイズのサウナハット
昨日は満天の湯の有料アウフグースについてご紹介しましたが、満天の湯にはいつも行く度に様々な発見があります。
今回久下沼常務取締役から教えてもらったのは、満天の湯オリジナルデザインのキッズサイズサウナハット。
サウナハットを使う習慣は日本でも急速に定着してきており、満天の湯の休館日特別営業では半分くらいのお客さまがマイサウナハット持参でした。もちろん私も。
しかし、今のところサウナーと呼ばれるサウナ愛好家の人たちが積極的に被っているという段階で、まだ誰もがその利用価値を理解しているわけではありません。
上の方の空気が熱いサウナ室で頭部の過熱を防ぐことは、サウナ室に滞在できる時間が延びることにつながります。結果身体の芯まで加温することができるのです。
また高温サウナやロウリュ時の熱気に触れると熱さで耳が痛みを感じることがあるのですが、それを防ぐこともできます。
そして、頭をカバーするために持っている1枚しかないフェイスタオルを使う人も多いのですが、そこでタオルを使ってしまうと、身体にかけたり汗を拭いたりすることができなくなりますので、頭にはサウナハットを使う方がいいのです。
このような合理的な理由がありますので、今後デザインバリエーションの増加とともにサウナハットがさらに普及して、着用が普通のことになっていくのは間違いないでしょう。
施設側としてはサウナハットの販売、そして浴室内にサウナハット掛け(置き場)の整備を進める必要があります。
しかし、キッズサイズのサウナハットというのはまだ見たことがありませんでした。
子供のサウナ入浴を禁止する施設もありますが、キッズサウナーの育成は将来のヘビーユーザーを増やす種まきになりますし、サウナハットをきっかけにサウナに興味を持たせ、サウナの入り方や効果について教える浴育の機会にもなるでしょうから、大変良いことだと思います。
地味なことのようですが、こういった取り組みひとつひとつの積み重ねが、温浴マーケットの発展と長期的な繁盛経営につながっていくのです。
弊社浴場市場でも、「飛沫防止マスク付き、お洒落なサウナハット」の発売に向けて準備中ですので、どうぞお楽しみに。
(望月)
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