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今日は 2021年2月4日です。
◆前売り絶好調
昨日のメルマガに「すでに公衆浴場法の許可を得ている温浴施設であれば、露天風呂へのテントサウナ設置は設備変更届で済むようですので、温浴施設のテントサウナイベントは今後増えて行く可能性が高いと思います。」と書いたのですが、実際にその動きが始まっています。
天然温泉満天の湯では、次回3月16日の休館日の夕方から通算3回目となる人数限定特別営業を開催するのですが、昨日SNS告知をスタートし、テントサウナ付きのオプションは瞬殺でSOLD OUT。アウフグース付きのオプションもまもなく売り切れとなります。
https://twitter.com/Manten_no_yu/status/1356778535449288708
人数と時間帯を限定した貸切営業は、オプションやお土産をつけて通常よりも客単価を上げ、運営は参加者数があらかじめ分かっているのでスタッフ人数を抑えることができます。
何よりも、本来売上のなかった休館日に、メンテナンス等の作業を早目に夕方までに切り上げ、まとまった売上をつくれるという点は経営的に大きなプラスです。
しかし、「そんなに貸切営業やテントサウナが流行っているのなら、うちもやってみようかな」というような簡単なことではありません。
この状況を作り出すまでに、満天の湯ではいくつものステップを踏んでいます。
初めは昨年5月の休業要請を受けての臨時休館から再稼働の前に、設備試運転を兼ねた貸切ご招待。休館日に社員以外を入浴させる感触をつかむ。
6月に自前の通販サイトを立ち上げ。
7月の休館日にサウナイキタイの前売りチケット機能を使って初めての貸切営業。
10月の休館日には銚子電鉄とタイアップし、映画鑑賞会と入浴を組み合わせたコラボレーションイベント。
1月休館日には露天風呂にテントサウナ設営テスト。営業はせず、関係者招待で運営の感触をつかむ。
そして次回の3月休館日特別営業は自社通販サイトを使って前売りチケットを販売し、上記の状況に至っているのです。
通常営業と貸切営業では現場のオペレーションがまるっきり違いますし、どうやって前売りチケットを販売するのか、料金はいくらに設定するのか、何人限定とするのが適正なのか、付帯部門は稼働させるのか…そしてテントサウナ設置に関する行政との折衝。
多くの試行錯誤と無駄足も踏みながら…
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