「黙浴」は伝わりやすい

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今日は 2021年1月30日です。

「黙浴」は伝わりやすい

 福岡のカレー屋さんから広まった「黙食」という言葉が1月中旬頃からTwitterのトレンドとなり、ニュースでも取り上げられました。

それを見て「じゃあ温浴施設の場合は『沐浴』ならぬ『黙浴』だな。」と思っていたところ、少し遅れて黙浴という言葉も広がってきて、館内表示に使う施設も増えてきているようです。

いまは緊急事態宣言も延長の可能性が議論されており、感染拡大を不安に思う方も多く、外出の自粛や営業の縮小といった動きも強くなってきています。

しかし、新型コロナウイルスの感染力や変異する性質を考えれば、早期制圧することはまず困難であり、これからもWithコロナ期が続くことになると思われます。

感染拡大防止を図りながら、少しでも正常に近い生活を送り、経済活動を止めないようにするために、温浴施設では入館時の検温や館内の換気、消毒といった対策がほぼ標準となりました。

しかしながら、人によって新型コロナウイルスに対する捉え方はいろいろであり、あまり気にしていない人もいれば、強い不安を持っている人もいます。

不特定多数の人が混在する施設では、リスクをあまり気にしていない人のノーマスクや大声、狭い空間でのお喋りといった振る舞いが、周りの人に強いストレスを与えてしまうおそれがあります。

施設側で細かい対策をいくら徹底しても、利用者のマナーがバラバラでは、「やっぱり人がたくさん集まる施設は不安」ということになってしまうのです。お客さま同士の衝突トラブルにもなりかねません。

そこで、館内表示や館内放送などで新しいマナーを呼びかけるようになってきているのですが、「黙浴」という2文字の言葉はシンプルに分かりやすく、あれこれ細かく指示するよりも効果的に伝わると思います。

本来はグループでの来店は歓迎ですし、友達や家族と温浴施設に来たら会話して楽しく過ごしていただきたいのはヤマヤマなのですが、個室型でない限り、今は静かに過ごしていただくようお願いするのがベストだろうと思います。

皆様の施設の雰囲気に合うかどうかは分かりませんが、黙浴POPを作ってみましたので、よかったらご自由にご利用ください。

(望月)

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