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今日は 2021年1月26日です。
◆生き残るための予算
ところで、皆様の施設では「予算」をどのように運用していますか?
ここで言う予算とは、年間の収支計画に基づいて、客数や客単価、あるいは人件費や水光熱費などの経費コントロールの目標管理を行うことを指します。
温浴業界では、意外と予算という概念そのものが存在しない会社が多い印象です。
営業日報や月次損益から数値分析・管理をするにしても、基本的な判断基準は「昨対」、つまり一年前と比べて上がった下がったといった考え方で、目標に近づくための行動をきめ細かく管理している施設は極めて少ないのではないでしょうか。
あったとしても年間の目標損益と、それに基づく毎月の客数や売上の目標くらい。日次で経費まで予算管理できている施設はわずかです。
また、もし予算計画を作っていたとしても、このコロナ禍の経緯を予想できたところはないでしょうから、毎月予算と実績が大きく乖離したままになっているかも知れません。
そして、今後もコロナ禍がさらに深刻化・長期化するのか、早期終息してくれるのか、見通すことは困難です。
しかし、予算管理には重要な意味があります。それは先手で動けるということです。結果に振り回されながら対策を考えるのと、設定した目標に向かって先回りで手を打つのとは大きく違います。
コロナ禍の行方を見通すことが困難であれば、「この1年間も7割経済が続く」という前提に立つべきだと考えます。
早期終息して欲しいという願いは誰もが共通だと思いますが、楽観論だけではアテがはずれた時に大きなダメージとなります。
そうならないようにするには、7割経済が1年間続き、既存の営業スタイルのままでは売上が本来のペースに戻らなくても、事業が存続できる損益計画を作成しなければなりません。
それは…
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