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今日は 2021年1月13日です。
◆自店から陽性者が出たら
厚生労働省の発表によれば、国内の新型コロナウイルス陽性者数は過去の渡航者などすべて累計して292,212人(2020年1月12日)。
およそ国民400人強に1人くらいの割合になっています。
これまでに検査した人の中から見つかった陽性者数ですから、実態はもっと多いわけですが。
このくらいの確率になってくると、もう直接会った人やリアルな知り合いの中に陽性になった人がいるという話も珍しくありません。
今後は検査体制がますます拡充されるとのことですから、連日新規陽性者が国内で何千人も見つかるということは充分考えられます。
仮に毎日4,000人の新規陽性者数が1ヶ月続いたとしたら、月間12万人。つまり、今後1ヶ月の間に日本人1,000人に1人くらいの割合で陽性になるかも知れないということです。
あくまでも確率の話ですが、一ヶ月間にひとつの温浴施設に行き交う人の数を考えたら、1,000人以下というところは少ないわけですから、多くの温浴施設では今後一ヶ月の間にお客さまや従業員、出入り業者などから陽性者出ました、ということが起きるでしょう。
昨年までは感染拡大防止に努め、自店から感染者を出すことを阻止しなければということが焦点になっていましたが、これからは自店から感染(正確には陽性)者が出たときに慌てず適切に対処することの方が重要になってきているということです。
「無症状のスタッフがたまたま検査を受けたら陽性だった」
「保健所から、陽性者が検査前に自店を利用していたと連絡があった」
「検査で陽性だったお客さま自身から連絡があった」
等々、いろいろなケースが考えられます。
そうしたときにどうするのか。おそらく臨時休館と館内除菌ということにはなるでしょうが、陽性発覚をどこまで公表するのか、いつから営業再開するのか、濃厚接触者の追跡と検査など、難しい問題があります。
これらを想定してあらかじめ対処法を考え、社内スタッフやテナント企業にも周知しておかないと、必要以上の混乱や営業ダメージにつながりかねません…
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