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今日は 2021年1月5日です。
◆大変化する一年
正月休みの集客について、各地の温浴施設の状況を聞いたのですが、コロナ前だった昨年の正月と比べると、50%から70%といったところだったようです。
例年、「正月の営業状況は一年を占う」と申し上げてきましたが、今後もこんな状況が続けば、昨年以上に事業継続を断念せざるを得ない施設が増えていくおそれがあります。
弊社は今日から仕事始めなのですが、新年早々首都圏にまた緊急事態宣言が出されるとのニュース。これでさらに経済が停滞し、職を失う人が増えるのは避けられません。
なんともやるせないことですが、Yahoo!のアンケート調査によれば、回答者の4人に3人は緊急事態宣言は必要と考えているそうで、この事態は世間の空気的にも避けられないようです。
https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/42037/vote
今のところ、飲食店への時短要請が主な対策とされ、他の業種への営業時間短縮やや休業要請という話にはなっていないようですが、だからといって油断はできません。
なぜ飲食店ばかりを槍玉に上げるのか、営業時間短縮がどれ程の感染拡大防止につながるのか、誰もまともに説明できないのに何となくそんな空気になっていくのですから、いつ温浴施設が同じように扱われるかも分かりません。
昨年同様に客数大幅減や休業になる可能性も視野に入れて、備えるしかないのです。
このような状況を前向きに捉えるとすれば、それは「変革のチャンス」ということだと思います。
平常時は変化することのリスクの方が懸念されがちであり、前例主義や資金調達などもあって、なかなか思い切った変化をすることができないものですが、昨年は顧問先企業でも大きな動きをするところが多数ありました。
誰もが経験したことのない事態ということは前例主義が通用しないということですし、コロナ対策の緊急融資でBSにも大きな変化がありました。
すでに危機に陥っている状況において、何も動かずにいることは危機的状況を甘んじて続けるということであり、体質的に腰が重い温浴業界においても、さすがに変化しなければという雰囲気が強くなっているのです。
動き出す施設が増えてくると、何もしない施設は置いて行かれてしまいますから…
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