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今日は 2020年12月23日です。
◆求められる情報
温浴施設や飲食店などの集客スポットに行った時の画像や感想をGoogleに投稿すると、「ローカルガイド」と認定されて、その活動のまとめがGoogleから報告されるようになります。
仕事柄全国各地に行きますし、お付き合いのある施設様の宣伝をしようという意図もあって投稿を続けてきたのですが、その結果がGoogleからフィードバックされました。
「今年は、あなたをはじめ世界中の数多くのローカルガイドの皆さんが、安全に出かけられる場所やデリバリーを利用できる場所を紹介してくださいました。かつてないほど情報の大切さが身に染みたこの一年、投稿いただいたすべてのクチコミ、写真、最新情報は多くの人たちと共有されました。
新しい年を迎えるにあたり、2020 年にあなたが Google マップで達成した成果を振り返ってみましょう。」
とのことなのですが、自分の投稿写真の閲覧回数を見ていて、いくつか傾向があることに気づきました。
まず、その施設の人気度と投稿や口コミ数はだいたい連動していますが、人気度と写真1枚の閲覧回数はあまり関係がありません。誰にも見向きもされない施設ということなら別かも知れませんが、人気施設だとローカルガイドによる投稿数も多いので、1枚1枚の写真の閲覧は分散し、それほど閲覧回数は伸びないのです。
逆に投稿の少ない(あまり知名度のない)施設だと、私の投稿した写真が貴重な情報源となり、非常に多くの人に閲覧されていました。
何が言いたいかというと、Google Mapに掲載されている画像点数が少ない施設ほど、効果的な画像を投稿することで、施設への印象をコントロールしやすいということです。
“効果的な画像”と書きましたが、どんな画像に注目が集まるのかという点でも意外な気づきがありました。
まず、美しい写真はあまり閲覧されていないということ。背景をぼかして素材感が引き立つような料理のアップ写真を撮るのが好きなのですが、そういった写真の閲覧回数は全然伸びません。そのような画像はグルメガイドに腐るほどあふれており、いまさら関心を示さないのでしょう。
確実に閲覧が多いのは、店内風景を引いて撮ったような、情報量の多い写真です。美しく撮られた商品や料理のアップよりも、ユーザーは店内の雰囲気、活気、インテリア、スタッフ、客層…といった、総合的な情報を求めているということなのでしょう。
かといって、汚い写真はダメです。店の情報という意味ではトイレを気にする人もいるだろうと思い、トイレの写真を何度か投稿しているのですが、全然閲覧されていません。誰もわざわざトイレの写真を拡大して見たいとは思わないようです。食べ終わった後の皿の写真もダメでした。(笑)
それから…
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