科学力と温浴

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今日は 2020年12月11日です。

科学力と温浴
 はやぶさ2の功績が話題になっています。

小惑星探査機はやぶさ2は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) で開発され、2014年に打ち上げ。地球近傍小惑星リュウグウへ着陸してサンプルを採取し、リュウグウを離脱して地球へ帰還、サンプルカプセルのみを地上に送り届けて再び次のミッションへと向かっています。

プロジェクトの成功に拍手するとともに、そんなとんでもないことを実現できる人類の科学力にも感嘆しています。

国家プロジェクトとして巨額の費用が投入される最先端科学と、日常的な民間ビジネスを比べるのはおかしなことかも知れませんが、宇宙を自在に探査する時代に、温浴施設の悩みは何とも次元が低い気がしてきます。

安全衛生、省エネ、環境負荷といった設備的な問題もそうですし、汗に濡れるサウナマットの交換が大変とか、いかにも原始的な話ではないでしょうか。

本当はすべての問題を解決できるだけの知恵も技術もとっくに見つかっているのに、まだ温浴ビジネスの世界では実現できていないというだけのことだと思うのです。

そう考えると、問題解決が困難と言っていつまでも放置したり諦めてしまうのは、怠慢でしかないということです。

少し前のメルマガ記事第1414号「環境負荷と温浴施設」で、「ゼロエミッション温浴施設」という言葉を使いましたが、それくらい夢でも何でもなく、既知の技術で十分に実現可能と思っています。人類の科学力はもはやそんなレベルではないのです。

とはいえ、何事も理論が実用化に至るまでにはプロセスがあり、それを乗り越えるためには優秀な人材と研究開発費が必要に…

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