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今日は 2020年11月26日です。
◆販促企画のコツ
今日はいい風呂(1126)の日。この日に照準を合わせて大型イベントを企画した施設も多いかと存じます。
SNSに流れてくる全国の温浴施設の「いい風呂の日」企画を見ていると、施設によって販促の技術にかなり巧拙の差があるのを感じます。
上手でも下手でも、イベントやキャンペーンの準備をする手間やコストはほぼ一緒。しかし結果には大きな違いが出てしまうことでしょう。
コロナ禍で業界全体が苦戦している昨今ですから、販促費を最大限に活かしていただくことは重要です。細かいことを言えばキリがないのですが、ぜひ知っておいていただきたい販促のコツをいくつか書き出しておきます。
年末年始の繁忙期もすぐですから、次回企画ではちょっと気にとめていただければと思います。
(1)割引よりも魅力をプラス
そもそも施設に行こうという動機が弱ければ、100円や200円くらい値引きしたところで、人は動いてはくれません。小学生なら100円で喜ぶかもしれませんが、相手は大人なのですから。温浴施設に行くには移動時間合わせて少なくとも2時間以上の時間をかけ、入館料も払うのですから、それを上回る価値を提供してはじめてお客さまが来てくれるのです。
施設の魅力が不十分、あるいはまだ伝わっていないと思うなら、安易な値引きするよりも価値を補い、それをしっかり伝えるということをすべきなのです。
100円の割引は、100円分のコストをかけるのと同じことです。仕入れ100円なら300円以上に相当する価値を生み出せるはずですから、大いに魅力を増すことができるのではないでしょうか。
(2)集客イベントは長くて3日まで
せっかく手間とコストをかけて準備するのですから、その集客効果をできるだけ長く引っ張りたいのは山々ですが、お客さまからすると、いくら魅力的なイベント企画だと感じたとしても、その期間が長ければ「そのうち行ってみようかな…」としか思いません。期間が短期間であれば「なんとかしてこの日に行かなくちゃ!」となります。
短期間に集中した企画で普段とは段違いの集客を目指すことを「異常値づくり法」と言いますが、高い山を作れば作るほど、その裾野が広がるように集客効果が波及していきます。
昨今の都市型サウナの女性開放デーや貸切イベントに予約が殺到する理由のひとつは、その日限定だからなのです。通常の集客イベントなら、引っ張るとしても3日間までと思って下さい。
(3)風呂好きになってもらう
景品プレゼントや音楽イベントなど…
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