職浴近接

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今日は 2020年11月11日です。

職浴近接
 温浴施設で働いている人に聞くと、温泉やサウナが好きでも、意外と行きつけの施設は自分の職場とは別にあるという人が多いようです。

自店を利用しない理由は仕事を忘れてリセットしたいから、とか、顔見知りのお客さまや職場の仲間に会うとくつろげないからといったことで、その気持ちは分からないではありません。

しかし、自店の状態を利用者の立場で体験するのは極めて大切なことです。

自店の長所短所を理解もせずに、お客さまを上手におもてなしすることなどできるはずがありませんし、利用者の立場で見てはじめて気づく改善点もたくさんあるはずです。

自店を利用することは、仕事の一環としても定期的にしておかなければならないと思います。

私自身も現場運営をしている時はよく自店に入浴していました。特に好きだったのが閉店後の深夜ひとり入浴で、浴槽で泳ごうがサウナ室に缶ビールを持ち込もうが、掟破りもやりたい放題。これはちょっと仕事の一環とは言えませんが、自由に入浴できる楽しみを知りました。

現場運営を離れた今も、疲れやストレスを感じた時は温浴施設を利用したいと頻繁に思うのですが、残念ながら会社や自宅のすぐ近くには温浴施設がありません。行こうとすれば身支度と移動時間が必要なので、結局断念してしまうことも多々あります。

職場にすぐ入れる温泉やサウナがあることのありがたさを、今になってしみじみと感じています。

「職住近接」という言葉がありますが、職場が温浴施設であるということは「職浴近接」。そのメリットは、
・毎日のように温泉やサウナに入浴できるチャンスがある
・従業員の入浴料金が安くなったり、無料の場合もある
・健康になり、生産性が上がる
・施設利用のために移動する時間や交通費がかからない
・自宅の風呂掃除の手間や水光熱費の軽減
・入浴しながら仕事上の学びを得ることもある

といったことで、一石二鳥どころの話ではありません。

それにも関わらず…

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