温浴施設の一日

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今日は 2020年11月10日です。

温浴施設の一日
 昨日はご支援先の温浴施設で、朝の開店準備から閉店後の締め作業、機械室から浴室清掃まで一日中の仕事をじっくり見せてもらいました。

そのような見方をすると、調査や診断の際に短時間で館内チェックしたり、お客さんとして利用した時に得られる気づきとはまったく違う発見がたくさんあります。

お客さま向けの営業エリアはお互いに見えているので、ある程度業界の常識というか共通のパターンがあるのですが、バックヤードや営業時間外というのは外部から見えませんので、施設によって違いが大きく、素のままの個性がはっきりと表れるのです。

昨日良いなと思ったことのひとつが朝礼の際にラジオ体操を取り入れていること。

温浴施設の朝礼でラジオ体操をしたのは私にとって初めての体験でしたが、普段しない動きをすると、身体が昔のように動かないことや、不調箇所などがよく分かりました。

スタッフの健康管理、健康維持のためにも、ラジオ体操はおススメです。

それから、開店前に早く来てしまったお客さまを館内に招き入れていること。

気の早いお客さまたちは、ロビーでくつろぎながらお喋りしたり、さっそく無料マッサージ機を使ったり、それぞれに楽しみながら受付開始を待っていました。

開店時間まで入り口ドアを施錠している施設も多いかと思いますが、これからの季節は外も寒いですし、早めに入れてしまっても特にデメリットはないのではと思います。

ルールを守らないと示しがつかない、といった考え方でルールの厳格な運用にこだわる施設も多いのですが、よく考えるとそんなに問題がないことなら柔軟に対応してもいいんじゃないでしょうか。

逆に、浴槽昇温のためのボイラー始動作業は朝早すぎて、人件費と燃料代が…

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