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今日は 2020年11月6日です。
◆人にやさしく
事務所の近くに英国式パプを多店舗展開する株式会社HUBの「82」という店があり、たまに利用しています。
以前ポイントカードを作った時の登録で、メールマガジンが届くようになっているのですが、先日こんなメールが来ました。
【喫煙環境についてのお知らせ】
82東銀座店では本日より、12時〜16時を喫煙目的施設として営業し、店内全席喫煙可能とさせていただきます。
ご理解の程よろしくお願いします。
「喫煙目的施設」というのは2018年の健康増進法改正に伴って使われるようになった言葉ですが、時間帯で喫煙目的施設をアピールするのは珍しいのではないかと思います。
禁煙喫煙問題にどう対処するかというのは飲食店にとって悩ましい問題で、よく講演でもドトールとタリーズとスターバックスのそれぞれの戦略といった例え話をするのですが、これは何が正解ということではありません。
それぞれの企業にコンセプトやターゲティングがあり、その結果として禁煙喫煙問題にどう答えを出すのか、です。
その考え方が世の中の主流でなくとも、ニッチマーケットで高い支持を得ようとするのも立派なマーケティング戦略であり、それが嫌な人は利用しなければいいというだけの話。
店側は自分達の選択を売上という結果で受け止めるのですから、方針を決めるのは自由です。
しかし、「知らずに入店したら周りがみんなスパスパ吸っていて、気分が悪くなった」というような不幸を生まないよう、店の方針はハッキリ定めて、それを分かりやすく告知しなければなりません。
これは、温浴施設でも同じことです。
施設の方針を…
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