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今日は 2020年10月21日です。
◆浴室持ち込み品
昨夜は横浜の満天の湯で休館日特別営業(「電車を止めるな!」映画鑑賞コース)に参加してきました。
18時からイベント開始のところ、満天の湯に到着したのは18時45分。男性の申込み枠はおふろコースと合わせて100名だったのですが、ほぼ完売だったので、浴室にはたくさんのお客さんがいました。
昼間は長時間のオンライン会議だったため視聴覚神経を酷使していたのですが、19時のオートロウリュ、水風呂、休憩、塩サウナを経て19時半の熱波イベントを効率よく利用して、45分程度の入浴時間でしたがすっかり疲れがとれました。
やはり利用し慣れている温浴施設の方が良いぁとあらためて思います。小商圏化は必然の流れということなのかも知れません。
ところで、休館日特別営業コースには入館料以外にもお土産や特典が含まれていて、通常は一般大人880円のところ2,000円となっているのですが、今回はそのお土産として満天の湯ロゴ入りマイサウナマットをいただきました。
これがなかなかの優れモノで、コンパクトに折り畳むことができ、座り心地も良好。皆さんその場ですぐに使っていました。
こうして、「マイサウナマット持参」という新しい入浴文化が徐々に根付いていくのでしょう。
今の日本の温浴施設では、浴室にはフェイスタオル一本のみ、あるいはマイシャンプー程度の持ち込み品というパターンが多いのですが、例えばドイツだったらマイバスタオルを持参し、サウナ室ではそれを敷いて自分の汗をベンチに残さないようにします。
全員がそうするようになれば施設側で敷くサウナマットは不要なのです。
サウナハットも日本では最近ようやく見かけるようになってきましたが、まだまだこれから。
さらにドリンクも、規制の緩い施設ではペットボトル持ち込みのお客さまをよく見かけます。
こうして考えていくと、浴室持ち込み品は
・マイフェイスタオル
・マイバスタオル
・マイアメニティ
・サウナハット
・サウナマット
・ヴィヒタ
・ドリンク
…と、今後増えて行く可能性があり、それらを入浴用バッグに入れて浴室内を持ち歩くようなことになっていくのかも知れません。
利用者からすると、いろいろ持ち歩く面倒もありますが、清潔感や自分好みの入浴タイムを作りだせるという点から、受け入れられていく可能性が高いと思います。
そうなれば施設側は、
・タオル類はレンタル対応でオプション売上に。
・リネンの大量ストックや洗濯の負担軽減。
・アメニティ類は定番品のみ設置し、バリエーションやグレードに悩む必要なし。
・サウナマット交換が不要。
・サウナハット、サウナハットの販売チャンス!
・ドリンクの販売チャンス!
・オリジナルグッズの商品開発でブランディング。
といったメリットがあります。
利用者側にも施設側にも合理的なメリットがあるのですから、そうなっていくのが必然と考えるべきでしょう。今まではそのような文化や習慣がなかったというだけのことで、これから普及啓蒙活動をしていけば良いのです。
従来の常識というのはたまたま「これまではそうだった」というだけのことで、変えられるもの、変わっていくべきことがたくさんあります。
古い常識や習慣に固執し過ぎていると、世の中の変化に乗り遅れてしまいますので、常にアタマを柔軟にしなければ、と自分にも言い聞かせています。
(望月)
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