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今日は 2020年9月12日です。
前回の続きです。
◆観光入浴・立ち寄り湯の可能性(6)
・トラックドライバー対応
メインターゲットであるトラックドライバーに対していくつもの施策がありました。ひとつは健康チェック機能。過酷な長距離運転や思い荷物の運搬などを行うトラックドライバーは身体が資本、健康第一ですから、体調管理は重要です。そこで体脂肪、血管年齢、骨密度、血圧などの計測機器を揃え、様々な角度から気になる健康チェックができるようにしてありました。余剰スペースでそのようなコーナーを作っている事例は見かけますが、スペースの限られた小規模温浴施設でここまで揃えているのは珍しいことです。
もうひとつは洗濯需要。これは上り線の足柄SAにある「レストイン時の栖」にあったのですが、脱衣室にコイン式の洗濯機と乾燥機が1台ずつ設置されているのです。私が利用した時も乾燥機が回っていました。コインランドリー併設の温浴施設は少なくないですが、脱衣室に設置されているのは珍しいと思います。
アメニティも入浴料680円(貸しフェイスタオル付)であることを考えるとアンバランスなほどに充実していました。自宅からお風呂セットを持ってくるのではありませんから、高速道路移動中の人には重要な要素でしょう。
さらに、休憩コーナーには無料のマッサージ機が何台も設置されていました。ずっと運転していると腰が痛くなったり、エコノミークラス症候群といった心配もありますから、ドライバーにとってはとても嬉しいサービスです。
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