オンライン化に差別化チャンス

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今日は 2020年8月31日です。

オンライン化に差別化チャンス
 週末に、亡き母の四十九日を執り行いました。と言っても姉たちとオンライン飲み会をしただけですが。

本来なら法事で親戚一同が集まったりするところが、コロナを理由にオンライン飲み会で済まされてしまうということは、宴会を売っている飲食店は予約が入らないし、移動手段となる交通機関は売上ゼロ、アパレルのブラックフォーマルもまったく売れないということです。

外出控えとオンライン化がもたらす消費の停滞がこれからどれだけ経済を失速させることになるのか、想像を絶する世界になっています。

しかし、商売は嘆いていても始まらないので、環境変化に適応していくしかありません。

そこで気になるのはオンライン化への対応。といっても温浴施設はリアル店舗への集客が大前提であり、入浴体験そのものをオンライン化することはできません。

そうなるとこの環境変化にやられっぱなしなのかというと、そうとは限りません。

メルマガ第1226号「一夜明けて」(2020年4月8日執筆)で、家庭内がリモートワークに必ずしも適した環境ではないということを書きましたが、その後、温浴施設はどうなのでしょう。

最近はコワーキングスペースと言って、電源やWi-Fi、デスクなどを積極的に提供する温浴施設も目にするようになってきましたが、実態としてはまだまだオンライン化への対応が遅れている施設が大半です。

フリーWi-Fiと表示があっても、接続方法がややこしかったり、同時接続できる機器の台数が少なく、狭いエリアにしか電波の届かない貧弱な環境ということも少なくありません。相変わらず館内コンセント使用禁止にしている施設すらあります。

これまでは、進んでいる施設は充電用コンセントとフリーWi-Fiを導入しているという時代でしたが、今はもう一歩進んで、より快適なオンライン通信環境を提供することが差別化になる時代です…

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