老舗の時代

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今日は 2020年8月29日です。

◆老舗の時代
 昨日行った茨城県の日帰り温泉(*1)。訪問するのは今回で3回目だったのですが、素晴らしく進化していたため、仕事を忘れてすっかり堪能してしまいました。

この施設は開業が2004年ですから築16年。開業当初は風呂好きのオーナーがお気に入りのアイテムを集めたんだろな、という感じで、それほど印象に残る施設ではなかったのですが、リニューアルを経て元々強味だった源泉や家族風呂、物販には一層磨きがかかり、それ以外の部分も手入れが行き届き、バージョンアップ。

スタッフの振る舞いもキビキビして挨拶は丁寧。教育をしっかりやっている感じがします。

宣伝が控えめなのであまり有名な施設ではないのですが、もはやクオリティでは関東でも屈指の日帰り温泉になったと言っても過言ではないでしょう。

温浴施設は開業から数年でピークを迎え、あとは時間の経過とともに老朽化・陳腐化していくというパターンが多くなっています。築15年から20年くらいで再投資を断念して廃業してしまう施設が多いのも事実です。

しかし、最初に作られた施設は設計会社や建設、設備会社の力によるところが大きく、経営者の意志や運営者の工夫が形になって本当の意味で輝くのは最初のハードを壊したところから。10年で半人前、20年過ぎてようやく一人前と言えるのではないかと思います。

「最新スペックの施設には敵わない」「うちはもう古い施設だから…」といった考え方をよく聞くのですが、必ずしもそうではないと思います…

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