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今日は 2020年8月28日です。
◆感染防止対策と集客力
昨日から、関東の某エリアにある温浴施設を集中的に回って市場調査をしています。
調査目的とは直接関係ないのですが、どうしても目に入ってくるのは各施設の感染防止対策。
フロントの透明シールドや検温など、店舗集客型ビジネスではお決まりとなった対策はどこもだいたい共通しているのですが、新コロ騒動が始まって8ヶ月が経過し、その対策レベルは施設によって温度差が出てきました。
もっとも入念な対策を行っているところは、入館時には記名、フロントのスタッフに「いまお隣の脱衣ロッカーを使用しているお客さまがいらっしゃいますので、ご利用時には距離を空けてください」と言われ、館内はアルコール消毒液の匂いが常時漂い、浴室に行ってみるとサウナは休止、書籍コーナーもテープで使用禁止…まるで緊急事態宣言中かのように徹底しています。
この施設は公共系の温浴施設ですので、何よりもリスクを排除することを重視しているのだろうと理解しました。
逆に最も軽いところは、全国で温浴施設を多店舗展開している企業だったのですが、スタッフのフェイスシールドとエチケット啓蒙のPOP以外はほとんど平常時と変わらないように感じました。実際は本来のやり方とは違う対策をとっているのかも知れませんが、感染防止対策の仰々しさをほとんど感じさせないのです。
ちなみに集客状況は前者の施設が最低で、後者はほぼ平常時の客数に戻っているのではないかという印象でした。
といっても、これは「感染防止対策をとらない方が集客できる」という意味で書いているのではありません。
しかし、今は感染防止対策を徹底すればするほど良いわけではないということをお伝えしたいのです…
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