7月の収支を見る

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今日は 2020年8月4日です。

7月の収支を見る
 新型コロナ騒動が始まってから約半年が経ちました。ここまでは目まぐるしく急変する事態に、あれよあれよという感じで翻弄されてしまった企業が多いかと思います。

弊社のように小さくて身軽なはずの会社でもそれは同じです。必死に抵抗したつもりですが、かつて思い描いていたイメージとはかなり異なる現実と向き合っています。

緊急事態宣言解除から2ヶ月が経ち、徐々に終息に向かうのかと思いきや、また感染報道が過熱し、世間の緊張感や自粛ムードも再び強くなっています。

東京都では8月3日から月末まで飲食店の時短営業要請をするなど、都道府県ごとに独自の緊急事態宣言時のような動きも。

6月のおふろ&サウナサミットの時は1割強くらい「早期終息・早期回復するだろう」という楽観派の人がいたのですが、もはやそうは言っていられないでしょう。

自粛ムードが高まれば、それに連動して温浴施設の客足は鈍ってしまいますから、たまったものではありませんが、それが現実だとしたら嘆いていても始まりません。

ここでちょっと立ち止まって確認してほしいのが7月の収支です。

これまで異常事態で損益計算どころではなかったと思います。どうしようもないことの連続で、その結果の損益など見たくもないという気持ちかも知れません。

しかし、このような状況が長期化するとしたら、それにいつまで耐え続けられるのか、理解しておく必要があります。

7月の数字には回復傾向と再び悪化の傾向が入り交じっていますから、このような状況が続く可能性があるという点では良いサンプルです。

7月の単月キャッシュフローを見て、それが半年、一年と続いた時にどうなるでしょう。もし赤字が積み上がってしまうとしたら、耐えられるでしょうか。その判断材料とすべきだと考えています。

もし赤字だとしたら、さらなる財務的手当と経営体質のスリム化が必要だということです。

経営体質のスリム化、コストの最適化について気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。弊社は乱暴な人員削減や、顧客満足・安全性を度外視した経費削減は推奨しておりませんが、これまで数々の損益改善診断をしてきた経験上、どんな温浴施設にも必ず改善余地があるものです。
https://bit.ly/3k7ARSn

赤字が積みあがって資金繰りに行き詰ってしまうと身動きがとれません。そうなる前に早めの対策をお勧めいたします。

(望月)

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