原理と原則

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今日は 2020年7月28日です。

原理と原則
 「原理原則にしたがった経営」「原理原則を守ることが大事」といった言葉があります。会社の経営というものは、筋の通った、道理にあう、世間一般の道徳に反しないものでなければ決してうまくいかず、長続きしないという意味で使われることが多いのですが、最近、原理原則とは不変の真理ではないと考えることが多くなっています。

厳密に言うと、原理と原則は別の意味です。「原理」とは、その物事が成り立つための天地自然の理のことであり、「原則」とは、その性質に対してどのように対処するかを人間が決めたルールやセオリーのこと。

しかしいまのコロナ禍によって、あらゆる原則が一度吹っ飛んだと考えなければならないようです。

感染不安におびえる人は接触や密集を避け、企業はリモートワーク体制の確立を模索し、日本一不動産価格の高かった商業地は地方の商店街のように閑散としています。

これまでビジネスの前提と思われていた原則をリセットせざるを得ないのです。

自分で分かったつもりでいたこと、常識だと思っていたことを疑ってみると、意外に新しい解決策が見えてくることがあります。

イチから勉強し直しだと思うと大変ですが、新しい展望が拓けるのは楽しいことでもあります。今はそんな心境です。

明日から関西ホテレス
 新型コロナ問題が大きくなってから、あらゆる大規模イベントや展示会が中止になっていたのですが、明日から3日間、インテックス大阪で第12回関西ホテルレストランショーが開催されます。

展示会は多くの人が行き交うことになりますので、感染拡大防止対策はかなり厳しく行われています。特に事前登録によって入場時間帯を分散させる手法はこれまでの展示会になかったもので、注目しています。

7月29日と30日は私もセミナーで登壇いたします(いずれも14時〜インテックス大阪6号館A 感染症対策セミナー会場)。
https://www.jma.or.jp/hoteres-osaka/seminar_covid19.php

これまでの経験や知識だけでは決して乗り越えられない危機だと思いますので、関西方面の方はぜひ展示会で新しい情報をキャッチしてください。

(望月)

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