休館日営業

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今日は 2020年7月22日です。

休館日営業
 昨日、横浜天然温泉満天の湯の休館日特別営業に参加してきました。

休館日特別営業とは、本来営業しない日である休館日の夕方18:30から、男女各50人に限定して事前予約前売り制で営業するというものです。

緊急事態宣言でGWにも関わらず臨時休館の時に、「設備試運転でサウナに火いれますよ!」とお声掛けいただき、久下沼常務とサウナ室で話していたアイデアが、サウナイキタイに前売りチケット機能が実装されたことによって実現したのです。

https://sauna-ikitai.com/saunas/2208/items

チケット販売期間は20日間で、男性は早めに完売。女性は約7割という販売状況。やはり普段からの男女比率に近くなるということなのか、サウナイキタイユーザーに男性が多いということなのか。

大型のサウナ室は座る位置の間隔を空けて本来の収容人数を絞っているため、最大25人収容なのですが、来館者全員がサウナファンなので行動が似ていて30分毎のロウリュに合わせて一斉に動くため、満員になっていました。

しかも上の方のベンチが空くとすかさず誰かが移動して座るという常に椅子取りゲームのような状態。タワーサウナならではの面白い光景でした。

ここから分かったことは、限定営業の時のサウナファンの募集人数はサウナ室の収容人数の倍までが限界だろうということ。
サウナイキタイ以外の媒体があれば行動パターンの異なる人たちもくるので、もうちょっと増やせるかも知れませんが。

イベント開催後のTwitterやサウナイキタイのサ活には利用者の感謝と感激の声が溢れていました。一番良かったことは、このイベントによって満天の湯は新しいファンを多く獲得したということでしょう。

黙々とサウナ水風呂外気浴を繰り返し、湯を汚さず、あまり水も使わない。飲食利用率は高い。そして高頻度リピーターであり、SNS拡散もしてくれる。そんな新規顧客を増やせたのですから大きな成果と言えます。

もうひとつは、もし今後再び自粛ムードや感染不安心理が高まった時に、適切な利用人数にコントロールしての限定営業というスタイルにすぐ切り替えられる可能性が生まれたということです。

本来はオプションのサービスをあらかじめ入館料にセットして前売り販売できるので、客単価もコントロールできるのです。

「ぜひまたやってください」と久下沼常務に言ったところ、「本来の休館日業務に支障が出るので、そんなに頻繁にはできませんよ〜」と言っていましたが、柔軟に危機対応力できるような経験を積めたというのは今後大きな財産になることでしょう。

最近繰り返し「進んだ先でしか見えてこない、新しい世界が拡がっている」ということをお伝えしていますが、今必要なのはまさに新しい世界で見つける答えです。

大きな投資リスクの伴うことには慎重であるべきですが、それほどでもないことなら失敗を恐れずにチャレンジするべき時です。

(望月)

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