みんなで免疫力アップ!

この記事は有料メールマガジンを一時的に無料にて公開しているものです。

有料メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」のご案内はこちら

==============================================================================

有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様

今日は 2020年6月22日です。

みんなで免疫力アップ!
 もう夏至だというのに、今日も電車内のマスク着用率は100%近く。つくづく日本人は真面目だなぁ、と思います。

先日厚労省は、新型コロナウイルスへの感染歴を調べる抗体検査を行った結果、東京都での陽性率(保有率)が0.10%だったと発表しました。大阪府は0.17%、宮城県は0.03%。同省は「抗体保有率は感染率よりも高かったが、大半の人に抗体がないことが分かった」、としています。

このニュースをどう考えるべきなのでしょうか。

日本を含む東~東南アジア地域では、欧米と比べて人口あたり死亡者数が2桁少なく、その理由はもしかすると過去に新型コロナウイルスが公知となっていない段階で先行して流行しており、すでに免疫を獲得している可能性があるのかも?と考えていました。

しかし、本当に抗体保有者がまだ1,000人に1人といったレベルだとしたら、60%と言われている集団免疫獲得には程遠い状態です。

仮にこのまま3密とかディスタンスとか言って怖がりながら、だましだましコロナウイルス問題と付き合っていくとしたら、安全宣言できるまでにどれだけの時間が必要なのでしょうか。

日本でコロナ問題が始まってから4ヶ月間で1,000人に1人。単純計算で4ヶ月毎に倍々のペースで拡がっていったとしても、人口の60%を超えるには40ヶ月以上、つまり3年半が必要となります。

というよりも、もし倍々なら40ヶ月後の段階では月に1千万人といったペースで感染者が急増することになるので、抗体保有率0.1%の段階で医療崩壊だロックダウンだと大騒ぎしていたのはそもそも奇妙なことなのです。

しかも多くが無症状感染者、時間の経過による抗体の減少やウイルスの変異による再感染といった可能性まで考えると、今の新型コロナウイルスのキャラ設定は無敵で防ぐ手立てはなく、いつまで経っても終息などできそうにありません。待っている間に日本の経済は破壊しつくされてしまうでしょう。

ワクチン待望論がありますが、ワクチンでインフルエンザすら克服できていない人類が何を言っているのかと思いませんか?

ちょっと考えてみるとあまりにも奇妙なことだらけで、政治家や感染症専門の先生たちがいったい何を目指しているのか、私にはよく分かりません。

よく「コロナウイルス問題はいつ頃終息するだろうか?」という議論になるのですが、真面目に考えたところで答えのない問題だと思います。

いつか南海トラフ巨大地震が来て、おそるべき被害が発生する」と言われています。それがいつのことなのか?一刻も早く日本を脱出するべきなのか?と議論したところで誰にも答えらないのと同じです。

最終的には「怖がるのをやめる」ことでしかこの問題を終息させることはできないでしょう。

こうなると個人的には、「人口あたり死亡者数を見ればインフルエンザと大差ないのですから、もう必要以上に怖がるのは止めましょう。」と言ってマスクを外したいところなのですが、今そんなことをしたら皆に睨まれてしまいます。

みんなで怖がるのをやめない限り、マスクは外せないのです。

そう思った時にふと思い出したのが、おふろの国の林店長が言っていた「サウナ愛好家はやたら免疫に自信がある」という言葉。

その自信は「体温アップとストレスフリーで免疫力アップ」という考え方であったり、「サウナに通うようになって風邪をひかなくなった」という経験からくるものなのでしょう。

しっかりしたエビデンスがないことは言うべきでない、という考え方がありますが、そもそも新型コロナウイルスの正体がまだつかみきれていない状態ですから、それに対抗するエビデンスを揃えるのは不可能です。

あまり理屈を言おうとせずに「加温で風邪知らず!」「湯治で元気になる!」といった勢いでお客さまを巻き込んでいく方が良さそうです。免疫に自信を持つ人が増えれば、いつかみんなでマスクを外せる時が来るのではないでしょうか。

(望月)

Share this...
Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter