予想ではなく意志

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今日は 2020年6月13日です。

予想ではなく意志
 サミット6.11の終盤で、ひとつ追加の参加者アンケートを行いました。

Q.今後の温浴市況をどのように予想していますか?
という問いだったのですが、4つの答えの中から選択してもらう方式です。

回答結果は、
・世の中の変化にうまく対応し、伸びる(15%)
・コロナ問題は早期に終息し、元に戻る(13%)
・コロナ問題が長期化し、数年は苦戦が続く(63%)
・想像ができないほど厳しい(8%)
でした。

メルマガ第1271号「新料金の実験チャンス」で(2020年6月3日執筆)で、「消費者心理はコロナをそれほど気にしない人と不安に怯える人、収入減など生活に影響を受けている人とそうでもない人というように、バラバラになっている」ということ書きましたが、温浴事業者側もそれは同じことで、積極派、楽観派、悲観派、絶望派とバラバラです。

しかし、「世の中の変化にうまく対応し、伸びる」と答えた積極派が15%もの割合だったことにはちょっと驚きました。

現実にはほとんどの温浴施設が大幅な売上ダウンに直面していますので、もっと悲観的な割合が高いかと思っていたのですが、元気な人もたくさんいらっしゃるということで頼もしい限りです。

「伸びる」というのは、予想というよりも意志だと思います。コロナ問題が今後どうなっていくのかもまだ未知数ですから、今後を予想することが難しいのは誰だって一緒です。

しかし、いくつかの希望を見出していて、そこに手を打っていく意志があれば、その結果伸びるだろうと考えるのは不思議なことではありません。

かつてないほどの大幅な売上減少ですから、ひとつやふたつ手を打ったところで期待する水準には届かないかも知れませんが、その場合はさらに10でも20でも希望を見出して、やれることをやる。

その実行力を支える意志を持ち続けることが大切です。このメルマガでは希望を持てる材料をこれからも供給し続けたいと思っています。

(望月)

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