リスク管理と危険な賭け

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今日は 2020年5月29日です。

リスク管理と危険な賭け
 次回のおふろ&サウナサミット6.11のご参加登録が続々と入ってきておりますが、お申し込みの際に「このサミットに期待すること」という一言コメントを書いていただく欄があります。

多くの方が、「他店の状況を知りたい」とか、「サウナの安全対策をどうすればいいのか」といったタイムリーな現場レベルの情報を期待されているようです。そういったことには十分お応えできるように準備を進めておりますのでご期待ください。
https://aqutpas.co.jp/summit20200611/

中には、「3密対策はいつまで続ければいいのか」といったご質問もあるのですが、今後の新型コロナ問題の行方そのものについては、まだ何とも分かりません。

私どもは占い師や預言者ではありませんし、この新型コロナ問題は非常に複雑です。

科学的な解明はまだ進んでおらず、当初の「新しい未知のウイルス」状態から、半年経って多少は分かってきた部分がありますが、まだ謎が多く残っています。

さらに、その対処には政治や経済などの様々な思惑がからみ、騒動を実態以上に大きく煽りたい人と早く収めたい人、無頓着な人からすごく怖がっている人まで、受け止め方もバラバラで、それらを総合した着地点の行方は予測不可能だと思います。

このまま鎮まってくれるのかも知れませんし、すぐに第二波、あるいは冬に再流行を繰り返す、はたまた欧米のような深刻なパンデミックになる可能性も否定はできません。もしかすると国際紛争のような別のリスクに変異するウイルスなのかも知れません。

いずれにしても、「きっとこうなるはずだ」という決め込みで動くのは危険な賭けになってしまいます。しかし、いつまでもゴールが見えてこないままだったとしたら、どこかで見極めをしなければならないのかも知れません。

経営的には、通常営業をレベル0としたら、一般的な感染拡大防止策で集客80%のレベル1、縮小営業と感染拡大防止策強化で集客50%のレベル2、施設を休止せざるを得ない集客0%のレベル3というように4段階くらいに分けて、それぞれの状態が1ヶ月、3ヶ月、半年…と続いたらどうなっていくのか、冷静に予想してみる必要があると思います。

どうなっても当面生き残れるイメージがあれば大丈夫です。しかし、例えばレベル3が何か月も続いたら破綻が避けられないイメージしか持てないようなら、財務的な手当てや休館中でも収入を持続できる仕組みの導入をもっと急ぐ必要があります。

温泉を掘削したり、何億もの投資をしてはじめに温浴施設を作った時は、危険な賭けだったと思います。再びそのレベルの勝負をしなければならない時が来るのかも知れませんが、できる限り時間的猶予を作り出し、少しでも多くの判断材料を集めてから勝負に臨みたいものです。

昨日、つい「温泉 閉館」「温浴施設 破綻」といった不吉なキーワードでネット検索をしてしまったのですが、もうすでにかなりの倒産情報が見つかりました。元々経営状態が苦しかったのだろうと想像しますが、もし早い段階で緊急事態宣言や自粛が長期化することを予見して手を打てていたら、防げた倒産もあったのではないかと思うと残念でなりません。

なんとか力を合わせてこの危機を乗り切りたいものです。

(望月)

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