感謝とこれから

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今日は 2020年5月15日です。

◆感謝とこれから
 政府の緊急事態宣言延長の発表を受けて、温浴業界の緊急オンライン集会をやろうと思い立ち、Saunologyさん、サウナイキタイさん、満天の湯久下沼さんに声をかけたのが5月5日。企画を詰めて告知スタートしたのが5月10日。そして4日後に開催というハイスピードな展開でしたが、「おふろ&サウナサミット5.14」を無事に開催することができました。

最終的に191名の方にご登録いただき、170名近い方々がご視聴参加されました。各プレゼンテーションは詰め込んだ内容で早口の講座となり、じっくり考えながら聞くことはできなかったかも知れません。登録や接続の段階で躓いてしまった方々には十分なフォローができず、申し訳ありませんでした。新しいツールをどう使いこなしていくかも今後の課題です。

ご視聴いただいた皆様、おつかれさまでした。テーマが幅広い上に詰め込んだ内容、慣れないzoom視聴でしたので、ちょっと無理があったかも知れませんが、今回は初めてのことゆえ、ご容赦ください。

「この人たちなら私にできないことをやってくれる」、と見込んでお願いしたSaunologyさん、サウナイキタイさん、満天の湯久下沼さんの3人のプレゼンテーションは期待以上に素晴らしい内容でした。ご本業がお忙しい中、わずかな準備期間で対応していただき、ありがとうございました。企画準備からzoom操作、司会進行まで全面的に手伝ってくれたスパイスアップの望月啓子さん(妻ですが)にもたくさん助けてもらいました。

私一人の力では到底実現できない企画でしたが、多くの皆様に支えられて無事開催できましたこと、心より感謝し、御礼申し上げます。

近いうちに次もやると決めておりますので、どうぞお楽しみに。

 昨日、私のプレゼンテーションで、「もしも日本の温浴施設がひとつの会社だったら、このコロナショックのダメージで全国2万店舗のうち不採算店舗から順にかなりの店舗数を撤退せざるを得ない」「(株)日本温浴チェーンの社長なら、1割撤退と言うのかも知れない。温浴施設の1割とは、2,000施設のこと…」という話をしました。

いみじくも、今朝のニュースでファミレス業界の雄ロイヤルホールディングスが、コロナショックによる業績悪化で不採算店舗の1割(70店舗)閉店を発表したということを知りました。創業以来最大のリストラだそうです。

外食産業と同様に、この数か月のうちに、温浴業界は想像を絶する痛手を負ってしまいました。さらにこの先もまだ復活への道のりが見えているわけではありません。

しかしこの危機の正体はだんだん分かってきました。

・温浴業界全体が力を合わせ支えあう仕組みが構築されていないこと

・多くの温浴施設は収益性が低く、資金的余力が乏しいこと

・これからの時代に即した温浴ビジネスのあり方がまだ確立していないこと

突然に現れた巨大な壁ですが、これを乗り越えなければなりません。

どうかこれからもお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。

(望月)

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