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今日は 2020年5月13日です。
◆営業再開に向けて(16)〜with/afterコロナの闘いは続く
昨日、緊急オンラインサミット5.14の告知開始からたくさんの人にご参加登録いただいていることを書きましたが、さらに1日経って現在115名。まだ増えそうな勢いです。
開催までの期間が短いのが惜しく思えてきました。
それでもイベント1回あたり集客人数としては、私の過去の記録を塗り替えることになりそうです。
とは言え、今回だけの単発で終わらせるつもりはありません。5.14は営業再開に向けた情報共有が主題ですが、実はこの動きをきっかけに業界全体の結びつき強化につなげたい…という思いもあります。
昔から温浴業界に大きなまとまりがないことを歯がゆく思っていて、誰かまとめてくれないものかとずっと期待しながら待っていたのですが、なかなかそうなってくれず、そうこうしているうちに25年も経ってしまいました。
温浴業界全体で取り組んでいかなければならない課題はたくさんあります。
今回のコロナショックでも、業界団体ができあがっていないために、行政との交渉もままならない現実の情けなさをあらためて痛感したというのもそのひとつです。
私自身はアウトロー気質があり、大きな組織や堅苦しい組織運営は苦手です。だから独立して小さな会社で気楽にやっている方が好きなのですが、それとこれとは話が別。
温浴施設は公衆浴場、その他公衆浴場だけで全国2万軒にも及ぶ社会的に重要なインフラです。大浴場など温浴設備を有する宿泊業界やスポーツ施設、介護施設などを加えると、コンビニエンスストアの全国5.6万店をはるかに上回るでしょう。
それだけの業界に、何の横のつながりも団結力もないというのは大きな問題です。知見の蓄積や共有もできず、人類全体の損失と言ってもいいでしょう。
だからこそ、「温浴」というテーマでまとまっていくことに、私も微力ながら貢献したいと考えています。
自分が業界をまとめるとか、そんなおこがましいことは考えていませんが、皆様が繋がり、いざというときには知恵や力を会わせることができる形になって欲しいのです。
ずっとその方法がわからなかったのですが、オンラインならできるかも、ということをコロナショックが教えてくれました。
今後長期化する可能性が高いwithコロナ、afterコロナの闘いに備えて、継続的に情報を共有化したり、知恵を出し合う。必要に応じて温浴業界が一緒に声を上げたり動くこともできる。そんなことがオンラインなら実現できそうな気がしてきました。
ちなみに、「zoomってセキュリティが危ないんじゃない?」という声をいただいています。
このコロナショックで一気にユーザーを増やしたzoom、19年12月時点で1日当たりユーザー数は1000万人程度だったのが、今は1日3億人を超えているとか。利用者増と共に、セキュリティの問題が指摘されるようになりました。しかし、webサービスにおいてセキュリティが問題になるのはいつものことで、誰もが使うWindowsだって常に脆弱性と戦いながらアップデートを繰り返しています。
zoomは世界で最も普及しているオンライン会議ツールですし、既に発覚した問題に対しては次々と対策されており、これからもアップデートし続けるでしょうから、そこまで心配することもないだろうと思います。
何より、100名を超える同時ミーティングが可能なオンライン会議ツールは限られており、現時点ではzoom以外に良い選択肢が見当たりません。zoomなら最大1万人まで参加可能ですので、今後どれだけおふろ&サウナサミットの参加者が増えることになっても当分は大丈夫です。(笑)
1社から複数名の方がご登録いただいている企業様もありますが、まったく問題ありません。営業再開に向けた社内の情報共有にもお役に立てるかと思いますので、バンバンご登録ください。
https://aqutpas.co.jp/summit20200514/
明日は直接お会いすることはできませんが、zoomを通じてwithコロナ、afterコロナの温浴施設を皆様と一緒に考える機会が持てることを楽しみにしております。
(望月)