営業再開に向けて(4)~免疫力アップに注目

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今日は 2020年4月21日です。

◆営業再開に向けて(4)
 最近「ウィズコロナ」という言葉が使われるようになってきました。臨時休館期間を終えて営業再開することになっても、緊急事態宣言が解除されたとしても、この新コロ問題がすぐに終息するわけではありません。

今後も世界的なパンデミックが続くでしょうし、経済的な混乱や社会の不安もまだ解消されないでしょう。

当面はウィズコロナ、新型コロナウイルス問題を抱えながら事業を回していくしかないのです。

ここまで「衛生観念が変わる」ことに対しての各種対策を書いてきましたが、そろそろ次のテーマに移っていきたいと思います。

次のテーマは「免疫力アップが注目される」ということです。

今回の新型コロナウイルスは、感染しても5人中4人が無症状であることや、発症しても重症化するのはごく一部の人であるという指摘がありますが、その違いをもたらしているのは免疫力。

免疫力が健全な状態の人にとっては、新型コロナウイルスは風邪やインフルエンザとあまり変わらず、弱っている人や基礎疾患がある人にとってリスクが高い。

感染そのものを完全に防ぐことは困難ですし、安易に病院に行くことで感染拡大に繋がってしまうケースも増えていますから、感染しても大丈夫なように自分の健康を維持することが重要となります。

温浴施設が体調管理や免疫力アップをサポートする場としてもっと認識されるようになれば、風向きが変わるでしょう。

日本政府の新型コロナウイルス対策は中途半端で判断も遅いという批判がありますが、それでも海外と比べるとまだ感染拡大ペースが低く抑えられています。その理由は日本人の入浴習慣(生活衛生と体温アップ)によるところも大きいのではないかと考えています。

自宅だとシャワーで簡単に済ませてしまう人が多いのですが、それだと冷えた身体を芯まで温めることはできません。できるだけ長時間入浴するのが良いのですが、自宅では楽しく長風呂できないので、やっぱり温浴施設に行きましょう、という啓蒙が効果的だと思います。

今が営業縮小や休館中であっても、日々の情報発信は止めてはいけません。むしろ強化して、「免疫力アップ」を徹底的に訴求していくべき時なのです。

(望月)

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