生き残るために

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今日は 2020年4月10日です。

◆生き残るために
 スポーツジムは2月に集団感染例が出てしまい、リスクが高い業種として早い段階から休業しているところが多くなっていますが、私が会員になっているボクシングジムは、まだ休まずに営業を続けています。

普段は時間の余裕がないためになかなか行けていないのですが、先日出社した際に昼間ちょっと様子を見に行ってみました。

トレーニングしている会員はわずかなため、ソーシャルディスタンスは2mどころか、スカスカです。しかも「練習中もマスクしてください」と言われ、利用者にマスクを無料配布。レンタルグローブは中止し、マイグローブを持参していない人にはグローブを無料プレゼント。他にも換気、除菌スプレー、うがい薬など、感染防止のためのありとあらゆる対策を徹底的にやっています。

さらに、いまはコストを気にして営業時間を短縮するのが普通なのですが、利用者の集中を避けるために営業時間は通常よりも長くなっています。

これだけされると、さすがに感染のリスクは感じさせません。会員の休会退会はかなり抑え込めているのではないかと思います。

大手のフィットネス企業では臨時休業中の会費を返還したりといった対応ができているようですが、中小ジムではそれは事業存続に関わる事態ですので、簡単にできることではありません。なんとしても休業だけは回避しようという必死の覚悟が伝わってきました。

誰もが経験したことのない非常時、どうすることが正解なのかも分かりません。しかし、生き残るためにできることはすべてやってみる。今はそれが最善の道なのではないでしょうか。

温浴業界でもそんな取り組みがたくさん出てきていますので、以下ご紹介します。

・スタッフお手製マスク販売会(スーパー銭湯やまの湯/茨城県)
https://twitter.com/yamanoyu26/status/1248245973211418624

・使用するテーブルの間隔を空けてレストラン営業(癒しの里小京都の湯/愛知県)
https://twitter.com/show_kyoto26/status/1248182857165467648

・サウナマットの敷き方変更で間隔を空ける(おふろの国/神奈川県)
https://twitter.com/furokuni/status/1247573109428736000

・ロッカーの2/3を使用中止にして間隔を空ける(かすかべ湯元温泉/埼玉県)
https://www.facebook.com/kasukabeonsen/posts/2702035163252866

(望月)

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