新コロ騒動に抵抗する

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有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様 今日は 2020年4月9日です。

◆新コロ騒動に抵抗する
 日本で新型コロナウイルスの感染例が報じられ始めた頃から、このメルマガではずっと「新コロ騒動」という一般的にはあまり使われていない言葉を使ってお伝えして来ました。

かつて人類を脅かしてきた数々の恐ろしい疫病と比べれば、この新型コロナウイルス感染症は未知とは言え、私にはそこまで危険な病気とはどうしても思えず、むしろ問題は社会心理的な混乱にあるのではないか?と感じていました。

「新コロ騒動」という言葉にはちょっとユーモラスな響きがありますが、見えないウイルスを必要以上に怖がっては判断を誤るような気がして、心のバランスをとるためにあえてそう表現してきたのです。

普通の風邪やインフルエンザに症状が似て明確な区別ができず、潜伏期間はまちまち、軽症や無症状の感染者も多いという、いかようにも受け取れる曖昧な設定。PCR検査は精度が十分ではなく、検査すればするほど偽陽性や偽陰性が増えてますます混乱をきたす。マスコミは負の側面をセンセーショナルに報じることでニュースバリューを高めようとする癖があるので、恐怖を煽り続ける報道ばかり…。

ここは恐怖で萎縮したり慌てたりしてはいけない、これは「騒動」だから、まずは落ち着こう。そんなささやかな抵抗も虚しく、人心は見事に混乱してしまいました。

これからおそらく倒産や失業が相次ぎ、いったいどれだけの不幸が生まれるのかと思うと、残念でなりません。

温浴業界においても、現時点では緊急事態宣言を受けた臨時休館が主流となりつつあります。営業を続けたところで外出自粛要請に逆らって来てくれるお客さまがわずかなのは目に見えていますし、下手をすると営業を続けていること自体が不謹慎であると批判の対象にもなりかねないムードですから、いったんは仕方ないことではあります。

ですが、いつまでも自粛ムードに押し流されているだけではいけません。 経験上、一度離れてしまったお客さま、途切れてしまった利用習慣を取り戻すのは容易なことではありません。なんとか繋ぎとめておかないと、いずれ営業再開しても客足がなかなか戻らないことに愕然とすることになります。

休館期間が長いほど忘れ去られ、そのダメージは厳しいものになってしまうでしょう。

せっかく公衆浴場は生活インフラのひとつとして、「社会生活を維持する上で必要な施設」と位置づけられているのですから、ここは堂々と、といっても細々と、になるかも知れませんが、早めに営業再開していただきたいのです。

何か批判を受けても、「お風呂がないと困る人がいるので」と返せばいいのです。 利用者側には温浴施設の再開を待っている人たちがたくさんいます。

・Twitterにハッシュタグ #オンライン銭湯 が広まる https://twitter.com/enyahonami/status/1244780262874943488

・サウナイキタイが施設のグッズや前売りチケットが買えるオンラインストアを開設 https://sauna-ikitai.com/sauna-support/

営業再開予定日より前でも、「本格的な営業再開前のプレオープン」とか「試験的営業」という言い方もできますので、世の中を一日も早く元気にするためにも、どうか動きを止めないでください。

(望月)

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