苦しい時に気づくこと

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今日は 2020年4月3日です。

◆苦しい時に気づくこと
 株式会社アクトパスは3月決算ですので、創業して丸14年が経ちました。あっという間でもありましたが、振り返ってみると随分いろいろなことがありました。

最も苦しかったのは2011年からの数年間。東日本大震災の影響も受けましたが、その後「経営スタイルを変えていかなければ」という思いもあり、施設運営の現場に自らどっぷりと嵌まり込んで苦労しました。

その話は何度か書いていますが、その後ようやく会社に戻りコンサルタントとしての活動を再開した後も大変でした。

それまで2年以上の間、すべてのコンサルティング契約をやめておりましたので、戻っても全く仕事がなかったのです。

現場経験を積んでコンサルティングノウハウはかなりパワーアップしているのですが、それを発揮できる仕事がなく、売上もなし。
幸い米澤専務が物販事業を拡大してくれていたので食い扶持はなんとかなりましたが、創業社長としては情けない限りです。

その後も、散発的に仕事が舞い込むことはありましたが、なかなか好調時のようには回復しません。

もう温浴コンサルティング業には見切りをつけて、新しい事業に取り組もうかという考えも頭をよぎる中、ハッと気づかされたことがありました。それはアクトパスクラブの会員企業様の存在です。

二年以上、ほとんどほったらかしだったのに、まだ十数社が会員を継続してくれていていたのです。

本当にありがたいことだと思いました。

この繋がりを大切にしなければいけない。会員企業の皆様に何とかお返しをしなければならない。その思いからスタートしたのがこのメルマガです。

結果的に、この日刊メルマガが私を助けてくれました。日々文章に書くことでノウハウが整理され、新しい情報を貪欲に吸収するようになり、そして新しい出会いにもつながっていったのです。

今考えてみると、苦しい時期があったからこそ大切なことに気づけたということだったのです。

今は日本全体が苦しい時期です。不安と自粛ムードで社会全体の動きが止まり、温浴施設も売上激減になっています。そんな状況でも来てくれるお客さまや応援してくれるお客さま。その繋がりこそが何よりも大切なのではないでしょうか。

こんな時にも来てくれているお客さまにどう報いるのか、そのことをぜひ考えてみてください。

(望月)


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