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今日は 2020年3月21日です。
◆ポジティブなメッセージ(3)
注目があつまる免疫力。食事や運動、快眠、そして温浴による免疫力アップはしばしば語られているところですが、もうひとつ大事なことを忘れていました。それは「日光浴」です。
このメルマガで日光浴効果について触れたのはもう3年以上前の第272号(2016年12月26日執筆)でしたから、初期からの読者の皆様ももうお忘れかもしれません。
日光浴と免疫についてあらためてネット検索をしますと、
──「風邪・インフルエンザの予防」 皮膚や免疫細胞の受容体にビタミンDが結合すると、抗微生物ペプチドが合成されるが、これは有害菌の細胞膜を破壊して無力化させたり、免疫細胞マクロファージの攻撃力を増強させる働きを担っている。特に、呼吸器系感染症については、ビタミンDの摂取で罹患リスクが半減したという研究結果もある──
といった記事が見つかります。
https://dime.jp/genre/509487/2/
インフルエンザやコロナウイルスが心配なこの季節にまさにうってつけのポジティブな情報ではありますが、上記のようなことをそのまま書いても素人には分かりづらいですし、例によって医者同士の論争のような話に巻き込まれてもいけません。
──日光浴──
適度な日光浴には様々な健康改善効果があるとされています。
室内で一日を過ごしてしまうことが多い現代人にとっては、
大事な健康法のひとつです。
日光浴の効果として、
・ビタミンDの生成
・骨を丈夫にする
・免疫力の向上
・生活習慣病の予防
・体内時計の正常化
などが知られています。
日焼けが気になる人はタオルで顔を覆いながら、
露天風呂で1日15分程度、全身に太陽光線を浴びてみましょう。
──────
…というくらいの感じでサラリと伝えた方が良いでしょう。また昨今はどちらかというと健康的な小麦色よりも美白志向が強いですから、日焼け問題にはパラソルを置いたり、多少は配慮が必要と思います。
それよりも、問題は日光浴するスペースです。
これは9割以上の温浴施設に共通する問題なのですが、浴槽やサウナなどの温浴施設の整備にはお金をかけているのに、日光浴あるいは外気浴をする場所にはまだあまり関心が向けられていないのです。
サウナ好きの人は浴場にいる時間の半分くらいが外気浴タイムになってくるということを考えれば、椅子やベンチを少々置いているくらいではその数もクオリティも全く足りていません。
外気浴環境の整備は基本的に工事不要なのですから、その気になれば空きスペースにはすべて座り心地の良い椅子を設置するくらいの取り組みはすぐにできるはずです。
ぜひ外気浴・日光浴環境を整備して、ポジティブなメッセージを発信してください。
(望月)